第一回 カササギ 2018年5月

こんにちは。五月から非常勤でお手伝いさせていただきます大野です。

横浜から福岡にやってきて7年。住みやすいこの福岡で、7歳と5歳の息子たちの子育てを楽しんでいます。毎日の幼稚園のバスへの送り迎えの道中で出会う生きものをご紹介したいと思います。

 

まずは私の大好きなカササギのお話。カラスよりひとまわり小さく、おなかは白、翼が青光りして見える野鳥です。人里を好むので、よく見るよという方も多いと思います。家を出て5分歩く間に、ほとんど毎日出会います。5歳の息子にも見つけやすい大きさで、私たちを恐れないので、すぐ近くでじっくり観察することができます。しかしこのカササギ、関東ではその姿を見ることができないんです。15年ほど前にスイスに行く機会があったのですが、カササギを見つけて本当に嬉しく、その賢そうな姿に大興奮でした。まさか毎日カササギに会える場所に住むことになろうとは!

 

春先には甲斐がいしく、巣材である小枝を電柱に運んでいました。しかし漏電の原因になるので見つけ次第、撤去しなければならないそう。またカラスたちと営巣場所をめぐってバトルする姿も見られました。あのつがいは無事に子育てできたかな。どんなに見慣れてしまっても、彼らのカシャカシャと元気な声がするとその姿を探してしまう大野なのでした。

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