活動やイベントの後のふりかえり。
いつも「KPT」の手法で
「良かった点(K)」
「悪かった点(P)」
「次回に向けた改善点(T)」
を記録するようにしています。

特に野外の活動では,「悪かった点」の一部として「ヒヤリハッと(以下,HH)」を

意識して出すようにしています。
HHの例)・ノコギリで手を切りそうになった,
      ・気分が悪くなった参加者があった
      ・たき火でうっしーの前髪が焦げた
 
グリーンシティでは,毎回の活動で蓄積したHHの記録を活かして,
3ヶ月に一度,スタッフによる内部研修「HH研究」を行っています。
そのやり方をご紹介します。
(CONEのリスクマネジメントディレクター研修で行った実習を
 グリーンシティ福岡でアレンジして行っているものです。)
 
 0)3ヶ月分の記録からHHを箇条書きで抜き出す。
   例えば,2015年11月〜2016年1月の期間では,
   9つのイベントで25個のHHがありました。
 1)抜き出したHHのリストを読み上げて当時の様子を思い出す。
 2)気になった事例を1人1つずつ選ぶ(スタッフ3人なので3つ)。
 3)1つ目の事例について,なぜ起きたのか?どうしてそのような
   判断をしたのか?くり返し質問して掘り下げる。
 4)その上で対策を考える。
 5)対策を実行するために,書式に組み込んだり,フリップや道具を
   揃えたりする「仕組み化」を考え,その担当者を決める。
 ※2つ目以降の事例について3)〜5)を繰り返す。
 
時間を置いて実際に起きたHHを思い出し,
あらためて安全対策を考えることは効果的です。
グリーンシティ福岡では2月,5月,8月,11月に「HH研究」を行っています。
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