仕事柄、いろんな体験施設や公園、ボランティア団体などを訪問しますが、
雰囲気がゆるせば、管理者やスタッフに事故や怪我など安全についての
お話を聞いてみたりしています。
 
相手がイヤな気持ちになったり、ドキッとするかも、と心配なので、
重たくならないように気をつけながら。
例えば、
「いやぁ、この前うちで 観察会やった時スズメバチと出くわしちゃって…。
今年、こちらではスズメバチどうですか?」とか、
なるべく自分に起きた出来事を先にしゃべった上で尋ねるようにしています。
その後、
「これまでスズメバチの事故とかありました?」と詳しく訊くこともありますし、
ただ世間話を続ける場合もあります。
 
問題意識としてあるのは、ボランティア団体や指定管理者がいるような
大規模公園、キャンプ場、まちづくりイベントなどでの事故や怪我って、
(新聞沙汰にならない限り)あまり共有されないということです。
身内の事故や怪我って、あまり公表したくありませんしねぇ…。
言いたくないことを無理 に訊きほじるのはよくないことですが、施設や地域、
団体を超えて共有することで役立つ情報もたくさんあるように思っています。
 
反面、登山やカヤックなど比較的「ハード」な体験活動を楽しむ人の間では
安全管理に関する情報交換はとても盛んだと感じます(特に飲み会では!)。
ボランティアやまちづくりの分野でも、マジメかつオープンに
安全管理について意見交換や情報共有できる文化を作っていきたいです。
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