安全管理のコラム第12回「実際に救急セットを使った事例」 2016年10月

グリーンシティ福岡が運営したイベントの回数は平成26年度で93回、

平成27年度で63回。この内、約6割が野外での保全作業や観察会、ウォーク。
約4割が室内のワークショップや研修です。この中で、事故や怪我の対応のために
救急セットを開けたのは年に3〜5回。「ちょっと絆創膏ちょうだい」も含めてです。

事故が起きた場合、イベント後のふりかえりで発生の経緯や対応内容の記録、
補充する救急用品の確認を行います。実際に自分たちの現場で起きた事故・
怪我の対応事例を記録しておくのは大事なことですね。
参考として、こんな雰囲気です,という意味で4例挙げておきます。


1)近郊の低山での登山イベント。

  山頂で昼食をとった後の下山時、時刻は
  13:30頃。下り道の石に60代女性が足を滑らせ転倒、左上腕に10cm及び
  肘に5cm程度の擦り傷。泥汚れと血液を洗浄した結果,出血はごく少量、
  用意していた絆創膏より傷口が大きかった。そのため、滅菌ガーゼと包帯で
  傷口を保護して下山した。

2)坂道の多い住宅街でのウォーキングイベント。10:00の出発から約1時間後の
  休憩時、50代女性が膝痛を訴えた。膝まわりを保護するテーピングを行った。
  結果、痛みが軽減したとのことで、その後も様子を観察しつつ正午の終了まで
  ウォーキングを継続した。

3)室内の研修イベントにて、午前中の休憩時間に30代男性が足首をねんざ。
  足首を保護するテーピングを行った。結果、痛みが軽減したとのこと。
  イスに座った状態で研修を継続し、適宜,様子を確認した。

4)竹林の整備ボランティア中、目にごみ(竹のクズ?)が入った20代女性
  ボランティア。使い切りパッケージの目薬で洗浄した結果、異物感や痛みも
  無くなったため、作業を継続した。

事故や怪我は、なぜ起こしてしまったのか?ベストな対応だったか?など
悔やまれたり、正直,他の人に見せたくなかったりします。しかしスタッフ間で
きちんと共有することが、事故を減らし、対応能力を高めていくと思います。

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