ヤツメカミキリ(8月)

夏休み期間、グリーンシティのイベントでも昆虫関係のものが盛り沢山でしたが、私の所属する博多昆虫同好会でも、山の上でライトトラップをして観察会を行いました。ほんと虫三昧の夏。お腹いっぱい!あ、実は私、虫を食べることにも少し興味があるんですよ。以前、昆虫料理研究家の内山昭一先生が福岡でイベントをされた時に、アブラゼミの幼虫のアヒージョや、モンクロシャチホコの幼虫の塩煎り等をいただきました。この2品、とても美味しかったです。あれ以来、初夏、学校や公園の桜並木の下に、駆除されて転がっている無数のモンクロシャチホコ達を見ると、勿体ない気持ちになるようになりました。口に入れるとふんわりと桜の香りが鼻に抜けて良いんです。味というか風味を楽しむものですかね。

さて、大きく脱線してしまいましたが、今回は前述した同好会でのライトトラップ時、シーツに集まる虫達そっちのけで撮影していた「ヤツメカミキリ」の産卵シーンを作りました。シーツに虫はやってきてくれても、生態を見せてくれるわけではないのですが、今回はたまたま近くにあった桜の木に飛んできて産卵を始めた様子。周りには、虫も人もいっぱいいて賑やかだったのですが、彼女には関係無かったようです。

こうして産み付けられた卵は、孵化〜成虫になるまでずっとこの木の中で暮らします。
なので幼虫の姿は直接は見れませんが、木の中にいるかどうかを知るサインはあります。木の下に細長い木くずのようなものがまとまって落ちていないか探してみてください。落ちていたら幹を辿って、穴が開いているところを見つけてください。カミキリムシの幼虫はそこからその細長い糞を出しているのです。たまに木からショリショリ削るような音も聞こえてくることがあります。(これは私の実体験)

園芸本に幼虫の駆除は、ハリガネで刺殺すべしと書いてありました。ちょっとかわいそうだけど、それをそのまま炙って食べてみると良いかもしれません。食べられる昆虫の中ではトップクラスに美味しいそうですよ。