日本野鳥の会 福岡支部の一員でもある私は、月に一度のかなたけ散策を楽しみにしています。
野鳥の会のみなさんと一緒に、かなたけの里公園を生きもの調査しながら回ります。

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散策の様子(2020/10/21)しおりん撮影

10月21日のかなたけ散策の日は澄んだ青空が広がり、暑いくらい日差しが強かったです。
この日はタカの仲間がよく飛び、観察することができました。
9:00〜12:00の間に、トビが6羽、ノスリが2羽、ハチクマが12羽!!

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今月の生きものハンコは、ハチクマ。

今回の散策で多く見ることができたハチクマはタカの仲間なのに、

ハチ類の幼虫、蛹、成虫を主食にしているおもしろい鳥です。


福岡市城南区の片江展望台はハチクマの渡りが観察できる日本有数のスポット。
ここで渡りのシーズン期間は毎日、日本野鳥の会 福岡支部のみなさんが上空を

通過したハチクマをカウントしています。
2020年9月5日から10月5日の間に3785羽、カウントされたそう!


かなたけ散策でもそうでしたが、
上空のタカはゴマくらい、いいえもっともっと小さくしか見えません(笑)
それを見つけて、双眼鏡の中に入れて、識別するのです。

先輩方がハチクマというので、なるほどそうかと一生懸命双眼鏡にその姿を入れます。
とっても小さい姿ですが、うん、かっこいい。優雅でかっこよかったです。

夏の間、日本で過ごしたハチクマたちはみな無事に東南アジアへと渡ることができたでしょうか。
次に彼らが福岡の空を通過するのはゴールデンウィーク頃から。
ハンコを彫って、愛着が湧いたので、今から5月が楽しみです。