4月23日(日)にかなたけの里公園にて「春の里山ハイキング」を行いました。
お天気はバッチリ。青空の下、ぽかぽかの日差しを受けながら里公園から集落を抜け、大ヤマモモを目指してテクテク。帰りは古墳により道し、全体で往復約2キロ。小さいお子様から高齢の方まで幅広い参加者の方々と、おしゃべりしながら楽しく歩きました。
もっこもこの飯森山!緑が春仕様です。
公園を抜けるとすぐ田園風景。正面にはもこっとした飯盛山、右を向くと福岡市が広がっています。タワーやドームまで見えましたよ。少し進むと、「結城兵部少輔之墓」と書かれた石碑が。志賀が説明を始めると、子ども達はすぐにしゃがみこんで虫探し(笑)大人も子どもも楽しめてよいコースです。集落を抜け、少し急な杉林を進むと大ヤマモモのポイントに到着。大ヤマモモを守り続けている牛尾さんが詳しいお話をしてくれました。樹齢300年、福岡県の天然記念物に指定されていて、フクロウが営巣していたこともあるんですって。幹に近づくと「おお~」と声が自然と出る程圧倒されます。メスの木で実もつけるんだそうですよ。帰りはちょっとコースを反れて古墳へより道。ドキドキしながら石室にも入ってみました。公園へ戻ったらお弁当とお茶をいただいて解散。まだまだ元気な子ども達は早々に食べ終わって走り回っていました。
意外と見晴らしがいいんですよね。
「虫いた!」なかよし兄弟
しが「これは結城兵部少輔之さんという方のお墓で、足利義…何だっけ?」
なかよし兄弟「キリギリスの幼虫いた!」
4日前の下見のときはこのくらいだったんですよ~
最後のちょっと急な林道を抜けると、
いた!やんちゃなお兄さん!(牛尾さんがそう自称されます(笑))
あそびの館から出てくるなり、ウラジロをビュウーッと飛ばすパフォーマンスをご披露。子ども達は大喜び。
フクロウの赤ちゃん達!洞から落ちちゃったんですって。でも無事に巣立っていったそうですよ。
立派な大ヤマモモ。できるだけ残っていって欲しいですね。
最後は石室。中は真っ暗でひんやりと涼しい。ライトで照らすとコウモリが天井にぶら下がっていました。