安全管理のコラム第49回「お茶コーナーの接触感染予防」2020年3月

2020年の1月から現時点(3月)まで,世界的に新型コロナウイルスの感染が広がり問題になっています。

このコラムでも2019年1月に「インフルエンザを広めない」のタイトルで書きました。

 ○体調が悪い人は出席しない。

 ○手洗いやアルコール消毒ができるようにしておく。

 ○室内であれば随時,換気する。

 ○アイスブレイクを非接触系のものにする。

 ○お茶コーナーのお菓子を個包装のものにする。

 ○ドアノブやポットを適宜アルコールで拭く。

などを挙げていますが,新型コロナに限らず,毎年インフルエンザの時期にイベントや野外活動を行う人は心がけたい内容だと思っています。

これに加えて,先日行った「しかボラ(志賀島森林保全ボランティア)」では,お茶コーナーでのお茶のサーブをスタッフが行うことにしました。

「しかボラ」は野外で森の手入れをする活動で,寒い時期のお茶コーナーには,あったかい麦茶の入ったジャグ,チョコレートやおかきなどの個包装のお菓子を用意しています。これまではあえて参加ボランティアのみなさんに自分でジャグからお茶を注いでもらうようにしていたのですが,それでは蛇口のレバーを全員が触ることになります。蛇口を介した接触感染のリスクを減らすために,手を消毒してゴム手袋をつけたスタッフが全員分のお茶を注いで配るようにしたのでした。

寒い屋外では鼻水やくしゃみが出ることも多いです。頻繁に手を洗える場所でもありませんので,鼻をかんだ後の手で蛇口のレバーを触ることもあると思います。複数人で触る物や場所には相応のリスクがあると考えた方がよさそう。その意味では,共用する道具(根切りバサミや刃物手入れの油など)も同じですが,軍手の上からなので多少マシだと考えています。

あくまで,中止要請が出されていない範囲の規模・内容のイベントを,一般的な感染防止の注意事項を守りつつ,さらに独自の防止策を加えて実施している,という事例としてご紹介しました。上記で感染を防ぐことができると保障できるものではありませんし,感染拡大の状況が変化したり,新たな国の指針や感染防止策などが示された場合は,それに従ってイベントや活動の催行判断,運営方法の検討を行なっていくことが必要です。

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