2025-03-24
暖かくなったかと思ったらまた底冷えする寒さ。
季節はゆっくりと進んでいるようです。

毎年菜の花を摘ませてもらう空き地に行ったら、お花はわずか。
草刈りで今年は見られないのか?と思ったけど、よく見ると若い菜の花がちらほら。
寒さが続きましたからね、梅の開花も遅かったですよね。
草花クラフト最終回は、冬から春への移ろいをリースにすることにしました。

ヘクソカズラの蔓をくるっと丸めた土台に、アラカシの葉をつけていきます。
チガヤの枯葉やヤマシダを一方向へ流れるようにあしらいつつ、ホルトノキの茶褐色の古葉を後方(右側)につけて、季節の移ろいを表現しました。

枯れ姿も美しいナギはアクセントに。
ぽろっと取れやすい実もおしゃれなんですよ。
菜の花とシダーローズで心ばかりの華やぎを添えて完成です。
あちこちから眺めてみたい方は動画をどうぞ。
4年間、毎月一つ草花の作品を作りました。
道端や藪で見かける色々な植物を「これってドライフラワーになるんやろか?」と実験を楽しむ気持ちや、「どんな作品にしようか?」と材を探しながら挑むような気持ち…。
なんやかんや、とっても楽しんでいたなと振り返っています。
そして何より、続けられたことが私の自信になりました。
ご覧くださってありがとうございました。
これからも時々作るので、どこかでご覧いただけるかもしれません。
その時はお声かけくださいね!
※草花を採取する際は、私有地や保護地域でないかご確認ください。