草花クラフト

ものづくりが好きな井上(まさみん)が、身近な草花で作ったクラフトを紹介します。

うまくできるかな?お楽しみに!

第6回ヨモギのリース(2021年9月)

散歩途中に目についたヨモギ。
若葉の時期の柔らかい葉が美味しそうで、幼い頃はままごとの定番材料にしてました。

 

IMG_5028.jpg

夏の間に伸びた茎には、よく見るとプツプツとたくさんのつぼみがついていました。
葉裏と茎に白い産毛をつけたヨモギは、花穂もシルバーで少し大人っぽいかわいさがあります。


今まで素通りしていて、こんなかわいらしい姿には全然気がつきませんでした。
今回のリースの材料はコレに決定です。即決!

 

2IMG_5036.jpg

まずは穂先を束ねてベースを作ります。
これだけでも素敵だけど、春の草むらのようですね。

 

2IMG_5031.jpg

ここに、ジュズダマとクサギを合わせてみました。
この2種は、かなたけの里公園で草刈りされていたものをいただいてきました。

 

若いジュズダマは乾くと白い玉に。
クサギのガクのボルドーも相まって、よりシックな雰囲気になりました。

 

IMG_5034.jpg

カヤツリグサとノブドウを入れると、ぐっと秋らしさが出てきました。
ノブドウを少し高めに配置し、蔓を活かして動きを出しています。

 

飾っていると、ヨモギの優しい香りが漂ってくるんですよ。

 

※草花を採取する際は私有地や保護地域でないか、ご確認ください。

第5回夏の終わりのリース(2021年8月)

ツクツクボウシの鳴き声をよく耳にするようになりましたね。

二十四節気では処暑の候。暑さがひと段落して、朝晩に涼しい風が吹き始める時期です。
この夏は猛暑日続きかと思いきや、後半は大雨が続きました。そんな夏もあと少し。

 

 

yamagobou.JPG

 

さて、近くの土手に毎年現れるヨウシュヤマゴボウ。

ショッキングピンクの茎にブドウのような黒い実、その実を右に左に自由に垂らす姿はとても個性的ですよね。実をよく見ると、ぷりぷりとしていて手に乗せると意外と重たい。小さな実に果汁をたっぷり含んでいることがわかります。 

今回は、この黒い実をドライにしてリースを作ることにしました。

image_6487327.JPG

まず、どんな雰囲気にするか…。

いつも使う茶色いリース台では黒い実が引き立たず、重たい雰囲気になりそうです。そこで、チガヤの細葉を丸めてリース台にすることに。

次はどんな材を入れていくか、です。

この時期、散歩道で見かけるイネ科の草たちはマストだけど、それだけではボリュームが足りません。 黒い実の割合が大きくなって、いくらチガヤを土台にしてても重たくなりそうです。

そこで、先日の大雨の後に神社に行ってみるとクスノキの葉がたくさん落ちていたので、それを使わせてもらうことにしました。 ご神木だからでしょうか、私がこれまでに見たクスノキの中で一番大きな葉っぱです。

アクセントにはオオアレチノギクとカヤツリグサを選びました。
ドライにすると綿毛がかわいい小さなお花と、まるで線香花火のような姿がリースに軽さを出します。
カヤツリグサの苞葉もいい動きを出していますね。


 image_6487327 (1).JPG
ヨウシュヤマゴボウの黒い実とカヤツリグサの線香花火で、夏の終わりの少し落ち着き感のあるリースが完成しました。

※草花を採取する際は私有地や保護地域でないか、ご確認ください。

第4回草むらリース(2021年7月)

夏になると道路脇で目に留まるアレチハナガサ。
数年前からこの地味な植物が気になっていました。

草むらでヨモギやイネ科の草に混じってまとまって生えていることも多く、その一帯だけがぼんやり薄紫色になっています。

image_72192707.jpg
薄紫色の部分をよく見ると小さな花が。
かわいい!

アスファルトの隙間からでも生えてくるしたたかさを考えると、「アレチハナガサ」というネーミングにも納得です。


今回は、夏の草むらの定番エノコログサと、アレチハナガサを使ってリースを作ってみました。

8B7AE703-72DE-42EC-8717-951B2D1F5158.jpeg

アレチハナガサをドライにすると、残念ながら小さな花は消失してしまいました。
だけど、花軸だけでもかわいいのでそのまま使うことに。


 237A2897-008B-46D6-B827-41E6C66C8CBE.jpeg

他にアレチノギクやイネ科の草などの細長い材を入れて、エノコログサに動きを出してみてました。 

エノコログサの上に向かって伸びている毛が意外と剛毛で、隙間に材を足すときに実は少し苦戦したのですが・・・・・・。
バッタが飛び出してきそうな、夏の草むらリースです。

 

※草花を採取する際は私有地や保護地域でないか、ご確認ください。

第3回麦畑のあぜ道リース(2021年6月)

麦畑が黄金色に染まる5月下旬から6月初旬の初夏のころを「麦秋」といいますが、観察会や生きもの調査でお世話になっている「かなたけの里公園」から、収穫直前の小麦を分けていただきました。


4410612A-A2C7-4D5B-8DEC-25FEF5C9A63E.jpg

こんがりといい色。よく実っていますね。
穂全体からしゅっしゅっと出ている芒が意外と固くて鋭いです。
おまけに熟しているからか、触りすぎると麦の粒がぽろっと取れてしまうので慎重に扱います。

 

CB95F02D-72FF-41F2-BAB1-32718C013C13.jpg

一緒に合わせる草花は、オオバコやイネ科の草たち。
根締めには、先月も登場したノアザミを。
初夏の風が抜ける麦畑のあぜ道をイメージして、敢えて草たちの高さを出して動きをつけてみました。


 

image_6487327 (5).JPG

楽しい気分で作っていたら、調子に乗って緑の草たちを使いすぎました・・・。

次は何で作ろうかな。
地べたを観察しながらの散歩は続きます。


※草花を採取する際は私有地や保護地域でないか、ご確認ください。

第2回ふんわりリース(2021年5月)

先日、知人に草花のことを話す機会がありました。
いつから草花が好きだったの?」と問われて記憶をたどっていくと、
懐かしいエピソードを思い出しました。


小学校の帰り道、ノアザミのピンクの花をそっとむしって白い「筆」にして、
友達とどっちが立派な「筆」ができたかを見せ合いっこしていました。

 

もう一つ、ホタルの時期になると、ヒメコバンソウと捕まえたホタルを
一緒にカゴに入れて眺めていました。
なぜか私の中で、「ホタル」と「ヒメコバンソウ」の組み合わせがしっくりしていたのです。

 

4azami2.jpg

 

そんなエピソードを持つ二つの草花と、道路脇や土手でよく見かけるチガヤを使って、
少しリッチな気分が味わえるふんわりリースができました。

 

hunnwari.JPG

チガヤの中から、ノアザミとヒメコバンソウが見え隠れしています。

 

hunnwariwari.JPG

針金ハンガーを丸めた土台に、花材をワイヤーで留めていきます。
ノアザミとヒメコバンソウがチガヤのフワフワに埋もれてしまわないように、
長さに気をつけて。

 

お家に使ってない針金ハンガーがあったら、ぜひ活用してみてくださいね。

 

※草花を採取する際は私有地や保護地域でないか、ご確認ください。

第1回ハハコグサのリース(2021年4月)

はじめまして。新スタッフのまさみんこと井上雅美です。
自宅近くの四王寺山によく出没します。
ものづくりも好きなので、時々植物を使ってクラフトを作ったりしています。


4月の半ば、近所をぷらぷらと散歩してるとハハコグサが目に留まりました。
ゆらゆらと風に揺れる薄黄色の姿は、春らしい柔らかな雰囲気があります。

IMG_3065.jpg


ハハコグサの花は、小さな黄色の粒々が集まって咲いています。
ドライフラワーにしても大丈夫そうです。

IMG_3102 (1).jpg

 

ということで、春の草花を使ってドライフラワーリースを作ってみることに。

 

ベースにはスギナを使うことにしました。
ドライにするとさらに細くなって、雑に扱うとすぐに折れてしまいます。
束ねているといい香りがしてきましたよ。

IMG_3096.jpg

 

ハハコグサリースができました。

4CD2803A-4BCE-4379-A97C-035CBA98449F.jpeg

ふわふわの綿毛はオニタビラコ。ドライにすると茎はまるで極細糸です(笑)。

ウラジロチチコグサは花も葉もステキなシルバーになりました。
リースに動きや奥行き感を出すのにいいですね。


素朴な作品ですが、お部屋にちょっと飾ると気持ちが和みますね。


※草花を採取する際は私有地や保護地域でないか、ご確認ください。