名前は「太郎」ですが実はメス。現状でGCFの紅一点です。
数年前にとある住宅街の庭先で保護されました。見つけたシチュエーションから、
ミシシッピアカミミガメと思い込んでいたら、その後、クサガメとわかったのでした。

暖かい季節は割と広い事務所のベランダをうろうろしたり、日向ぼっこしたり
しています。サッシの網戸をカリカリして「中に入れろ」とアピールすることも。
冬場はそのままベランダのフネの中で冬眠します。2017-2018年の冬シーズンは
これまでと違って、土に潜らず水中で冬を越しました。
ご飯が欲しい時は、フネの縁に手を掛けて精一杯首を伸ばしてアピールして
たいへんかわいらしいです。

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 「エサをくれるのだろう?」

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 「中に入れて」

アルファベットの略語ですが、どれも安全管理関係の用語です。

JJ:「事故事例」の略。
野外活動や自然体験、登山等に関するニュースを見つけた時、記事を
コピペして集めています。これが「JJ収集」。蓄積した事故事例は
3ヶ月に一度、月例ミーティングで確認し、原因や対策を検討して
います。これが「JJ研究」。3,6,9,12月に行なっています。

HH:「ヒヤリハット」の略。
危険に感じたり、怪我につながりかねないヒヤリとした経験のこと
です。イベント終了後にスタッフふりかえりでは、ヒヤリハットが
無かったか、確認して記録に残すようにしています。
これも3ヶ月に一度、月例ミーティングで確認し、原因や対策を検討
しています。これが「HH研究」。2,5,8,11月に行ないます。

QQ:「救急セット」の略。
発音の通り、救急のこと。半年に一度、4,10月に救急セットの点検と
補充を行なっています。

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「生きものと私たちのくらしトーク・カフェ」の
「コケなの?キノコなの?身近で不思議な地衣類」で使用した新アイテム。

光る地衣類はブラックライトを当てることで発光します。しかし、周囲が明るいと
見た目は普通の地衣類のまま。昼間の観察会でも光る様子を観察したい!と製作
したのが「暗幕めがね」です。
これで地衣類を覆ってブラックライトを照らすことで、光る地衣類の発光を観察
することができます。

段ボールを円筒にし、暗幕を巻き、ホッチキスで留めた簡単なものです。

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※暗幕めがね

うぶやま草原トレッキングで使用した新アイテム。
ガイド付きのトレッキングイベントでは特別に許可を得て、有刺鉄線の柵をくぐり、
牧野に入ることもあります。
その際、バッグや服が引っかかったり、怪我をしたりしないように有刺鉄線のガード
として使います。

名前の脱柵とは「牧野の柵を牛などが逃げ出すこと」。
トレッキングの時は、むしろ私たちが人の世から牧野に「脱柵」しているのかもしれません。

またの名を「養生カバー」といいます。
軽くて持ち運びしやすく、柔軟性のある素材です。カッターで好みの長さに切ることができます。
ハンズマンなどの大型ホームセンターで270円+税で購入可能です。

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※脱柵くん
 持ち運びしやすいサイズに切っています。

グリーンシティ福岡で考案されたテント。
部材には保全作業で出たまっすぐな枝25本を使用します。ほとんどが広葉樹の
切り株から伸びた萌芽枝で、細くまっすぐ伸びた形状が使いやすいからです。
正二十面体を基本にした形でとても安定しています。
詳しい作り方はコチラ。
http://megumi.greencity-f.org/recipe/tent/

お好みの布で見た目のアレンジも出来ます。
森んこテントづくりをやってみる団体や施設も少しずつ増えています。

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※森んこテント

 ヘルメット収納方法の1つ。
 円形にまとめたヘルメットの形が、ダンゴムシの丸まった姿に
 似ています。そこから名前がつきました。
 あごひもにロープを通しながら、ヘルメットの頭をを同じ方向
 に重ねていくまとめ方です。
 ばらつきにくく、持ち運びがしやすい形状となっています。
 しかし、1つでも前後の方向を間違えてしますと、うまくまと
 まらず、ばらけてしまいます。
 押し入れにも入れやすく、重ねて置くことが出来るため、
 便利な収納方法です。

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※ダンゴムシ収納

保全作業やワークショップの道具を入れる収納ケース。
布と金属のフレームでできており、使わないときはコンパクトに折りたたむことができます。


最初に買ったのがオレンジ色だったので「オレンジ箱」と呼ぶように。
数年後,追加購入しようとしたらオレンジが廃番になっていたので,赤いものを購入。
「赤いオレンジ箱」と呼びました。
さらに数年後,赤色も廃番になっていたので黒いものを購入。
「黒いオレンジ箱」になりました。
頑丈なので、荷物運びにとても便利なアイテムです。

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※左からオレンジ箱、赤いオレンジ箱、黒いオレンジ箱

ハンズマンなどの大型ホームセンターで購入可能です。