12月12日、第2回エコアップ活動を行いました。
今回の活動は「生きものの居場所づくり」がテーマです。
前回みんなでいろいろな生きものを発見したり、観察したりしましたが、
今回はその生きものがもっとすみやすい場所にするための作業です。
子どもから大人まで、みんなで楽しく活動しました。

活動の前に、前回のおさらいと準備運動をしました。
それから森へ入り、前回設置した「もぐらぶた」をそっとあけてみました。
しかし・・・
残念、今回は変化を確認できませんでした。
引き続き、次回も調査します。
今回は3つの班に分かれて活動しました。
1つ目は、木漏れ日班。

森の常緑樹を伐って地面の日当たりをよくし、
他の植物の芽生えを促します。
伐った木や落ちた葉っぱは、ビートルベッドに入れました。
これはカブトムシや土の中の生きものなどのすみかになります。

2つ目は、フデリンドウ班。
前回の活動で小さな芽を見つけて、その隣に赤い旗を立てました。
小さな芽を踏まないように、枯れた竹を伐って日当たりをよくします。

フデリンドウの開花は4〜5月です。あたたかくなったら、そっと見に行ってみましょう。
伐った枯れ竹を使って、ドロバチのすみかになる「ハチマンション」を作りました。

3つ目は、カントリーヘッジ班。

木漏れ日班で伐った木や、落ちている枝、枯葉などを使って
歩道と森とを仕切る小さな柵を作りました。
落ち葉をかけたらでき上がりです。

この柵があることで、園路の土が人の出入りや雨水で流れるのを守ります。
また、小さな生きもののすみかになります。
最後は、みんなで今日の成果を見て回りました。
来たときよりも、明るく、すっきりした森になりました。

3つの班とも自慢したくなるでき栄えです。
これからの変化が楽しみですね!
次回は、2月26日に活動を予定しています。
今回作った居場所の変化や、森が春を待つ様子を観察して、今回の作業をさらにすすめます。
初めての方も大歓迎です。ご家族、お友達も一緒に参加してくださいね。
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(市民参加型エコアップ活動等企画・運営委託)