志賀島で行う、遊歩道沿いの森林整備の作業がいよいよスタートしました。
今にもくずれそうな天気の中集まったのは、
島内、また島外からのボランティア7名と、造園のプロ8名。
今回は、志賀海神社の裏手を流れる天竜川沿いのモミジ周辺の整備作業をプロ、
火焔塚入り口周辺の整備をボランティアにて行いました。
昼前後から雨が降る、という予報だったので、
とにかく雨が降るまでやれるだけ、無理せずやろう!ということで、
簡単にあいさつをすませ、それぞれの作業地へ移動しました。
火焔塚入り口周辺には、遊歩道に突きだして幹や枝が伸びてきたようなムクノキがあり、
この木が視界を遮って入り口が見えにくくなってしまっていました。

いきなり根元からは伐り倒しにくかったので、 少しずつ伐り落としては玉伐りにしていきます。

伐採を終え、周りにあったツルや草をきれいに払うと、 現場からこんなものが・・・

かつて火焔塚にて水汲み用に使っていた井戸だとのこと。
やはり昔はここに多くの人が参ってたんだなぁとしみじみ思いました。
危ないので伐った木で蓋をし、
元漁師の島の方に現場に落ちていた短いロープできっちり縛っていただきました。
そして無事1本作業終了!というところで雨が降り出し、
ボランティアによる作業はここまで、となりました。

プロによる作業では、モミジと天竜川の小さな滝を道沿いから見やすくするため、
道路沿いの川に向かって落ちている斜面沿いの草や低木を刈り、
道路側に張り出してきていたアカメガシワを伐採したり、
モミジに巻きついていたツルを払ったりする作業を行いました。


こちらも午前中で作業を引き上げましたが、それでもずいぶんスッキリとした様子に! 小さな滝もよく見えるようになりました。

今回はホントに短い時間の作業しかできず残念でしたが、
楽しく事故なく実施でき、小さくても成果が見える作業ができてよかったです!
次回以降の作業でこのルートがどう変わっていくか、本当に楽しみです。