5月13日、環境共生の森で活動する、サポートボランティアのプログラム研修を行いました。今回は「ネイチャーペイント」「海と森のエコツアー」そして急遽決まった「麦の収穫と麦茶づくり」。

まずはネイチャーペイントの実習の様子。
土から「土絵の具」をつくり、たくさんの草花の色も借りて絵を描きます。
さすが、環境共生の森を知り尽くすボランティアさんたち。

次々にアイデアが生まれ、完成した1枚は一同驚きの出来栄えでした。植樹ゾーンの前で記念撮影をしました。

完成したこちらの作品は環境共生の森掲示板に展示予定とのことです。
その後、「麦を少しだけ収穫して麦茶を作ってみよう!」という流れに。

麦は今年初めての試み。試行錯誤しながら摘んだ麦をばらします。

ふっくらと育った麦が、黄金色に輝いています。これを鍋で炒ると・・・

香ばしい香りでいっぱいに。
一部を煮出してつくった「出来立ての麦茶」は、お昼休憩の時間にみんなでいただきました。
残りの麦は「もっと乾燥させたほうが、うまくいくのでは?」と、各自持ち帰り実験することになりました。
午後は「海と森のエコツアー」の実習。海の中道海浜公園ならではの、海のフィールドを使ったプログラムです。

海辺の風は強く、寒かったです。
人が生きていくために、長い年月をかけて松原を育てている話も身をもって実感します。

海辺に下りて、春の流れ藻の観察の様子。
(※普段は、砂浜への進入は禁止されています。)

大量のヨコエビ、そして念願のワレカラも観察に成功しました。
ワレカラ探しのコツも習得し、本番が楽しみです。

スナガニ掘りにも、成功しました。
今回の海と森のエコツアー実習は大成功でした。
一通り実習が終わり、研修・プログラムを振りかえり、意見交換を行いました。
そして話題は、環境共生の森での体験が、環境学習のためのもっと良い機会になるためには・・・と。
それぞれの思いを話し合い、さっそく次回からの運営に活かせるアイデアも出ました。
これからの環境共生の森が、もっと楽しみになりました。1日かけての研修、お疲れ様でした。