8月19日はかなたけの里公園で観察会を行いました。
田んぼや畑、せせらぎ、原っぱをめぐり、里山らしい、いろいろな生きものに出会いました。

里山の環境と、そこで暮らす豊かな生きもの達、子どもたちも熱心に耳を傾けていました。
いざ、虫取り開始。
今回は、プロ仕様の捕虫網を使います。大きな網をふわりと振れば、さっそく何か捕まえました。

子どもたちも、お父さんたちも、夢中になって虫取りを楽しみました。
公園の脇にある夫婦塚古墳の見学のあと、原っぱで円になります。

みんなの虫かごを持ち寄って、隣の人へと回してお互いの成果を観察し合います。
「すごい!こんなにトンボを捕まえたのはだれ?」
「うわー!バッタがいっぱいフンをしてる!」
観察が終わったら、虫たちを逃がして、観察会は終了。
午後は、「虫をじっくりみてみよう」のコーナーがオープン。

プラケースの中にはそれぞれ虫が入っています。顕微鏡や拡大レンズで、動いている虫を観察することもできます。

トンボ、バッタ、カマキリ、チョウ、テントウムシ・・・それぞれに分けたプラケース。子どもたちが集まります。
子どもたちが捕まえた虫を持ってきてくれたり、「虫取りツアー」へ出かけたりして、帰る頃にはまるで虫を売っている露店のようでした。

最後は、たくさん集まった虫たちともお別れ。
「ありがとう、また遊ぼうね」
かなたけの里公園では、お米や野菜やぶどうだけでなく、そこに集まるいろいろな生きものや、その小さな命に触れる子どもたちの心も育っていました。
季節が変われば、また違った生き物に出会えます。ぜひ、また生きものにも会いに来てもらえたら、と思いました。