10月28日に、かなたけの里公園で「秋の里山観察会」を行いました。
秋に実った「実」にスポットを当てて、自然を観察する「秋の実ビンゴ」を楽しみました。
「青い実」「おいしい実」「毛の生えた実」・・・見つけられたかな?
稲刈り中の田んぼのそばでは、公園の清水さんからお米のお話。
そして、すぐそばで実った渋柿と、干し柿の試食。
まさか、干す前の渋柿があんな味だったなんて・・・
田んぼのそばには「ジュズダマ」。つやつやのジュズダマの実。集めてポケットに入れたら、じゃらじゃら気持ちいいですね。
観察会の帰り道。
道中で捕まえたバッタとカマキリをいれた虫かごを見たら、大変なことになっていました。
子どもたちは、しばらくの間、黙って見つめていました。
男の子がポツリと「一緒にいれんどけばよかったね」と言いました。
午後は、「虫取りに行こうツアー」や「オケラ探しに行こうツアー」が随時開催!
管理棟前の「土壌動物の観察&スケッチコーナー」では、ツルグレン装置で捕まえたダニやトビムシなどを顕微鏡で観察して、もくもくとスケッチしました。
普段は気に止めない土の中に、いろいろな生き物が暮らしていること。分解者と呼ばれる小さな生きものの働き。顕微鏡を覗いたときに見える、小さな生き物のユニークな姿・・・
途中、手作りのスギナ茶やビワの葉茶の試飲もしました。
かなたけの里で出会った、たくさんの「驚き」。ずっと大切にして欲しいと思いました。
次回のかなたけの里自然観察会は春を予定しています。
●10月28日に観察したもの●
・ソバと、そば畑
・コメと田んぼ
・カキの木
・エノコログサ(ねこじゃらし)
・ジュズダマ
・ダイズ
・スダジイ
・アラカシ
・アカメガシワ
・クサギ
・スギ
・ノブドウ
など