1月12日、志賀島森林保全ボランティア第4回を実施しました。今回の作業は3つ。不法投棄されたゴミの回収、火焔塚へ登る階段の補修、第1回ボラで伐った竹の移動、です。
3年前、1年前の活動でも、同じ場所で大量のゴミを回収していたのですが・・・
火焔塚や潮見公園展望台に続く観光ルートなので、本当に残念です。
10人がかりで、車のバッテリーや、酒の瓶、ガラスや、パイプ、瓦礫など、様々なゴミを回収しました。
作業地は斜面のため、ゴミを引き上げるのも一苦労です。
午前中の1時間半で、ご覧のとおり、大量のゴミが回収できました。
用意していた土のう袋50枚では足りませんでした。
火焔塚へつづく階段の補修は、前回のつづきです。道路に倒れていたスギを加工して、傷んでいた階段や手すりを補修しました。
土が流れないよう、きっちりとした階段ができました。
また、手すりは、折れたり外れたりしていた杭を新しいものに取り替えて、安心して掴むことができるようになりました。細い通路は崖に面しているので、とても重要な手すりです。
午後は、全員で、竹の移動を行いました。第1回の活動で、志賀海神社の下の鳥居の周りをきれいにしました。このときに伐って集めておいた竹を県道を渡った海側の空き地に移動させました。
改めて見ると、ずいぶんたくさんの枯れ竹を伐っていました。
竹は長く、複雑に絡まっていて、運び出すのは大変でした。
車の往来する道路を渡らないといけないので、道路脇に誘導係が立ち、タイミングを見て、一斉に運び出します。
大量にあった竹は、すべて移動させることができました。
ここで、作業終了。いつにも増して、持ち上げて、どんどん運ぶ作業が多く、ボランティアも私たちもクタクタになりました。
しかし、階段も、ゴミを捨ててあった場所も、鳥居も、格段に綺麗になり、気持ちよくなりました。「地元の方だけ」「少人数」では、心が折れそうな作業量でしたが、ボランティアが集まり、一緒に問題に取り組むことで、見事、目標達成できました。本当にお疲れ様でした!