森を知り、守り、森のめぐみでいろいろ作る、親子で楽しめる森のワークショップが今年も始まりました。第1回目の今回は、鴻巣山特別緑地保全地区での森の手入れ体験と、手入れで伐った木を使った「森の黒板づくり」を行いました。

歩いて森に入り、シロダモのふわふわした新芽を触ったり、足元の小さな芽生えを観察しました。そのあと、森の手入れ体験を行いました。


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ノコギリはちょっと難しいけれど、大人といっしょなら大丈夫。
増えすぎた木々を除伐し、森の中の明るさを保ちます。

手入れのあとは、黒板を作る材料を選びます。
木材の加工のためには、伐ったあとしばらく乾燥させることが必要です。
そこで、今回はこうのす里山くらぶの活動で伐った木を譲っていただき、それを材料としました。


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ヤマザクラ、クスノキ、コナラ、ホオノキ、マテバシイはいずれも鴻巣山で育ったもの。センダンの木は志賀島のものです。見て、触って、香りを嗅いで、好きな木を選びました。

材料を選んだあとは、長丘公民館の講堂をお借りして、黒板づくり。


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塗ると黒板になる塗料を丁寧に塗りました。
子どもたちも真剣です。


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あとは、日あたりの良い土間に出して乾燥させて完成です。みんな上手にできました。

嬉しくて、「もう乾いたかな」と触りたくなりますが、我慢が大事です。チョークで書いてみるのは、持って帰ってからのお楽しみです。

次回の森のワークショップは、4月27日。手入れで伐った木を使った焚き火カフェです。