福津市手光のビオトープで、どじょうクラブの活動に参加しました。


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今回は、観察会の予定を一部変更。
冬のあいだにイノシシたちが田んぼ周りのあぜを壊してしまったので、水路を掘り、あぜを整えることになりました。

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作業は手仕事。泥だらけになりながらも作業が進みます。

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そして、完成。観察もしやすい、水路と幅の広いあぜ道です。

今回は、このビオトープにひとつの大きな変化がありました。作業した田んぼの上流にある止水性の池が干がっていたのです。


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このことでドジョウやカスミサンショウウオが、アオサギやイノシシによってほとんど食べられてしまったようです。(写真中央にも足跡が。)
しかし、池干しの効果も期待できるとので、昨年芽を出さなかったミズオオバコが復活するかもしれません。さらに、問題となっていたアメリカザリガニのほとんどが、ドジョウたちと一緒に食べられたようです。
今回の作業で、水の入口を確保する作業も行ったので、これからまた水が貯まり始めています。
これから、どのような生きものの変化があるか観察が楽しみです。

次回の活動は5月17日(金)。観察会とビオトープの維持管理作業を行います。