福津市手光のビオトープ「どじょうクラブ」の活動に参加してきました。今回は、田んぼビオトープで昨年刈り取った稲の株や、繁茂した草を取り除く、田植えの準備を行いました。

上流のダムの水位が下がり、ビオトープは全体的に乾燥していました。
田んぼの土は、いつもより乾いているとしても、水分をたっぷりと含んでいてとても重たい。なかなか骨の折れる作業でした。

地面のぬかるみがひどく、農機が入れないこの田んぼでは、耕起も田植えもすべて手作業で行います。
牛を使って耕していた時の話など、おしゃべりをしながら作業を続けます。
天気もよく、いい汗をかきました。

大人10人で、半日かかってやっと作業終了。
すこし田んぼらしくなりました。
手間はかかるけれど、昔ながらの田んぼづくりでたくさんの生き物がやってきます。実りの季節まではまだまだ遠いですが、のんびり付き合っていけたらいいですね。
次回は6月2日「草刈りと田んぼ整備」、さらに6月8日「田植え体験」を予定しています。
興味のある方は、お気軽にお問い合わせください!
●福岡県宗像・遠賀保健福祉環境事務所
電話:0940-36-2045
FAX:0940-36-2592

作業の途中、ひょっこり現れたモクズガニ。
ビオトープは上流の二つの池ともつながっていて、生き物は自由に行き来しています。
今日は田んぼで会えました。