森のワークショップの最終回となる「木のおもちゃつくろう」を開催しました。

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今回は講師に、福岡教育大学 大内毅先生と、ゼミの学生さんたちをお招きし、電動の小型木工用ろくろを使った「木のコマ」づくり、また里山の木々を磨いて作る「木のマグネット」づくりにチャレンジしました。

今回の材料は、第3回で除伐したマテバシイや、クリの木の剪定枝です。木のマグネットは、輪切りにした材をサンドペーパーでどんどん磨いて、ウラ面にマグネットを張って完成。木のコマは、ろくろで回っている材に、刃物を当てて削ったり、ペンで色をつけたりしてつくりました。


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全員の木のコマが完成したところで、家族対抗「手作り木のコマ回し大会」。大人も子どもも真剣勝負です。

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杉の間伐材で作ったオリジナルの表彰状を授与。
大盛り上りの第4回が終わりました。

今回も、森のめぐみを使ってみんなで楽しむことができました。森には、ワークショップでは伝えきれなかった楽しい発見やワクワクするようなアイデアがあるはずです。ぜひ、これからも家族やお友達と森へ足を運んで、森のめぐみを体験していただきたいと思います。

◎大内先生、ゼミのみなさん、ありがとうございました!◎

今回のワークショップでは、普段は材料とすることの少ない、形も芯もバラバラで、曲がっている里山の硬い広葉樹材でのチャレンジでした。そこで道具や手順、指導の方法などにはたくさんの工夫を盛り込み、子どもたちも楽しめる体験となりました。本当にありがとうございました。

木のコマや木のマグネットの詳しい作り方は、後日webサイト「森のめぐみ 一緒につくろう大事に使おう」等でご紹介予定です。