10月の26日27日の一泊二日で、「第3回九州自然歩道ウォーク〜秋のくじゅう坊ガツル編〜」を
開催しました。

長者原ビジターセンターに
参加者10名
阿蘇くじゅう国立公園のレンジャーの方2名
ゲスト2名
スタッフ3名
が集まり、写真の奥に見える三俣山中腹の法華院温泉山荘を
九州自然歩道は、牧ノ戸峠の方からタデ原湿原、雨ヶ池を通り、
坊ガツルの法華院温泉山荘から竹田市方面へとつながっています。
長者原のくじゅう登山口から入り、タデ原湿原を通ります。

レンジャーによるタデ原湿原の解説を聞いています。
タデ原を抜け、山中を歩いていると立派な紅葉が・・・

10月中旬からはくじゅうの紅葉シーズン、素敵な時期に歩きました。

さらに名所の一つである、雨ヶ池でもレンジャーの解説を聞きました。
ゆっくり温泉に入り、夕食を頂きます。
その後は・・・
ロングトレイルナイト!!
今年4月に亡くなられた加藤則芳さんを偲ぶ会です。
お二人の方をゲストに招きしました。

鹿児島大学特任准教授 岡野 隆宏氏
「加藤則芳さんと九州自然歩道」について
九州自然歩道の利用低迷化、加藤則芳さんの生前の
ロングトレイルに対する想い等を話して頂きました。
九州自然歩道が今盛り上がりを見せていること、
そして、様々な歴史文化自然があり、多様なニーズに合った
ロングトレイルであることを、紹介されました。
二人目は

かごしまカヤックス 代表 野元 尚己氏
「WCT体験談」について
WCTとは、ウエストコーストトレイルの略で、
カナダにある全長75㌔のロングトレイルコースです。
日本と違い、「自己責任」が問われる海外のロングトレイル
についての話とともに、
20mはある落差をはしごで登ったり、
ロープで吊るしたカゴで対岸へ渡るシーンだったり、
「歩いてみたい!」と思える写真を見せて頂きました。
法華院温泉山荘に宿泊の他のお客様とも交流し、
ロングトレイルについて語り合いました。
次の日は、諏蛾守峠を目指して法華院温泉山荘を出発!

疲れが残っている人もいらっしゃいましたが、
元気よく出発しました。
法華院温泉山荘裏の急勾配を登って行き、

北千里ヶ浜へ到着!
写真右側に見える諏蛾守峠を越えると、岩場の下り坂。
慎重に下り、林道へと出ます。
そこから林道を下ればくじゅう登山口へ着きます。
そして長者原ビジターセンターに到着し、

みんなで、野元団長ポーズ!
くじゅう自然保護官事務所のレンジャーや
長者原ビジターセンター、法華院温泉山荘の方々のおかげで、
無事歩き終えることができました。
参加者の皆さま、ご協力いただいた皆さまに感謝申し上げます。
ありがとうございました。
次回は、12月15日日曜日に日帰りの
「第4回九州自然歩道ウォーク〜平尾台(仮)〜」を行います。
石灰岩が作り出した特異なカルスト地形を歩いて体感しましょう!
詳細きまりましたら当ページにてご案内いたします。