10月30日、福岡市東区にあるクリーンパーク臨海で小学校の先生やクリーンパークの職員の方を対象に


「ビオトープ管理・活用研修」を行いました。

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クリーンパークに併設されているビオトープを舞台です。 



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クリーンパーク内の会議室で、ビオトープについて
スライドショーを用いてあらためて解説を行いました。
○ビオトープの学術的定義


○生物多様性の話題○都市部での創出について などなど 

その後先生方の疑問や悩みについて話し合いました。
多くの先生方が、ビオトープへの手入れ度合や動物たちへの干渉度、
そして理科授業への結びつきについて聞かれていました。

そして、外へ出て実習


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ビオトープに、どんな植物や動物がいるか、ゆっくり観察します。



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池の中にいるクロメダカを捕まえてみました、



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オオカナダモは外来種ですが、小さな魚の産卵や、
水生昆虫のすみかになっています。



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オオカナダモをバットに取ると、イトトンボのヤゴや、ミズムシなどの水生昆虫が見つかりました。



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最初に皆さんから出してもらった疑問や課題に答えながら、
ビオトープ設置の目的の違いによって管理方法が異なることや、
学習への活用のアイデアについてご紹介しました。

学校の先生たちは、ビオトープの管理や活用の方法を悩まれていらっしゃるようです。
子どもたちの楽しい学びの場となるような学校ビオトープの利用の仕方を、
私たちも考えていきたいと思います。

(福岡市環境局主催)