12月15日の「第4回九州自然歩道ウォーク〜悠久の地 平尾台〜」
のために平尾台へ下見に行ってきました。

今回のコースは、平尾台自然観察センターを出発し、
吹上峠から大平山(おおへらやま)を登り、
茶ヶ床園地へ下りて、さらに千仏鍾乳洞まで行き
自然観察センターへ戻ります。
さて、自然観察センターを出発し、吹上峠を登って行きます。

白い岩は石灰岩で、ザラザラした肌触り。
雨等によって侵食し、いろいろな形になっています。
そして大平山(標高586.5m)の山頂です。

平尾台のカルスト地形が一望できます。
日本三大カルスト地形にも選ばれている平尾台(他に秋吉台・四国カルスト)
だけあって、他にはない特異な地形を眺めることができます。
石灰岩が無数に見える景観を羊群原(ようぐんばる)、
雨による浸食で窪地になったところを専門用語で「ドリーネ」と言います。
まさにカルスト地形だから見られる景観ですね!

九州自然歩道の看板はところどころに立っています。
茶ヶ床園地から千仏鍾乳洞へは近道を利用しますが、
その道中には、様々な花が咲いていました。

リンドウに、

ウメバチソウ
他にもムラサキセンブリ等も咲いていました。
そして急な下り坂を下ると、千仏鍾乳洞に着きます。

色鮮やかに紅葉していました。
残念ながら今回のイベントでは洞内は歩きませんので、
千仏鍾乳洞名物のカルスト饅頭を頂いて後にしました。
平尾台を歩くと地形のフシギ、地球の歴史を肌で感じられます。
3億年の時を経て、今の地形になったカルスト台地を一緒に歩きましょう!
イベント詳細はこちら
「第4回九州自然歩道ウォーク〜悠久の地 平尾台〜」