12月3日・4日に

「九州自然歩道の管理・活用基盤整備事業」の
第2回連絡会議が開催されました。
場所は、長崎県雲仙市の小浜町
日本一長い足湯(105m)がある小浜温泉です!


小浜足湯.jpg

環境省の「地域活性化を担う環境保全活動の協働取組

推進事業」に採択された、
九州自然歩道に関する事業を行う私たちグリーンシティ福岡と、

温泉の未利用排水を活用する事業を行う「一般社団法人小浜温泉エネルギー」

 、

そして、EPO九州や九州地方環境事務所の方々等が集まりました。


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各事業ごとに進捗報告と中長期計画を話し合い、
事業審査員の方や、環境省の方からアドバイスを頂きました。 


会議後は、小浜の未利用温排水を活用する、「バイナリ―発電所」を視察。


バイナリー発電①.jpg



バイナリ―発電②.jpg


温泉を沸点の低い代替フロンへ移し、
蒸発させてタービンを回す仕組みになっていいます。
事業では、未利用温泉を町の個々のグループ等でどう活用するかアイデアを募ったり、
協議会でワーキンググループを立ち上げ、実践しているそうです。
 
次の日は九州自然歩道 雲仙ルートを視察。


KLT視察①.jpg

 
雲仙自然保護官の岸田さんにガイドをお願いし、
まず初めに雲仙国立公園のビジターセンター「お山の情報館」にて、
島原半島の地形がどうできたかや、噴火の歴史などの解説をしてもらいました。

ビジターセンターを出て、妙見岳へのロープウェー乗り場のある仁田峠へ車で移動。


KLT視察②.jpg


紅葉茶屋から国見別れを越え、妙見岳を登りました。

今回のルートはきれいに整備されていて歩きやすく、
普賢岳の噴火で立枯れたモミがまだそのまま残っていたり、
平成新山から噴煙が上がっている様子が見えたりと、
噴火の凄まじいエネルギーを感じられる場所でもありました。



KLT視察③.jpg


九州自然歩道は、
山を通ることもあれば、町のど真ん中を通ることもある、
九州の文化や自然をネックレス状ににつないでいる道です。
今回のルートのように、大地のエネルギーから受ける災害とともにある
人の暮らしや文化を体感できるのも、九州の自然歩道ならではだなぁと感じました。


2日間で頂いた意見や得られた繋がりを
事業に活かしていきたいと思います!