福岡県内各地の森林セラピー基地で活躍する森の案内人の皆さんを対象とした、
「4基地合同ワークショップ」を開催しました。 
 

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うきは市・八女市・篠栗町・豊前市の
全4基地から総勢30名を超える方々が集まりました。
来年、豊前市が基地認定をうけることもあり、
「初心にかえろう!」という声が多く上がったので、
すでに実践されている方にはおなじみのオリエンテーション実習や、
ガイドの計画を考えるプログラムデザイン実習などを行いました。

まず初めはアイスブレイク


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3〜4人のグループになり、自己紹介や、
ガイドをやって楽しいこと、今後やりたいことなどを語り合いました。
一口に森林セラピーと言っても、皆さんの興味や得意分野が違うので、
他の方の話もとても楽しく、盛り上がっています。

そしてオリエンテーション実習。
天気が良かったので、グループ毎に屋外で実践しました。


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同じく3〜4人のグループで、一人ずつ案内人役を交代しながら、
案内をスタートするときの導入=オリエンテーションを実践します。
参加者役は、良かったことや気づいたことを、案内人役へフィードバックします。



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普段は、案内する立場の皆さん。
参加者役になってみて初めて気づくことも多かったのでは。

次は、プログラムデザイン実習。


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高齢者のグループ、小さな子どもがいる家族連れ、など、
一人ずつ想定する対象者を選び、
歩くルートや、実施・提供する体験内容、距離などを検討します。
お昼の時間も使って、参加者に適したプログラムを考えました。



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午後からは、完成したプログラムを他基地の人へ紹介し、
もう一度、同基地のメンバー間で共有し合って、
対象者によってニーズや可能な体験が違うことを実感してもらいました。



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最後は各基地で抱える課題や困っていることなどを
ふせんに書いてもらい、全員で共有しました。
この場では、課題を整理するまでしかできませんでしたが、
各基地に持ち帰って、活動をよりよくするための材料にしてもらえそうです。



長い人では、もう4年近く森林セラピーのガイドに携わっています。
ガイドそのものはみなさんすっかり板についてきたようなので、
今後は、新しいアイデアを取り入れたり、
グループとしてどう運営していくかなどを考える機会にを作っていけたらと思います。