「第4回九州自然歩道ウォーク〜悠久の地 平尾台〜」を
開催しました!
今回は、平尾台自然観察センターを起点に
吹上峠〜大平山〜中峠〜茶ヶ床園地〜千仏鍾乳洞を歩き、
自然観察センターへ戻る、約8キロのコース。
九州自然歩道は、吹上峠から千仏鍾乳洞の区間です。
参加者9名と平尾台ガイドの方とともにスタートです!
最初は大平山(おおへらやま/標高586.5m)に登ります。
吹上峠が標高約370mなので、約200mを一気に登る急坂。
今回のルートでは一番の難所かもしれません。
平尾台のようなカルスト台地は地下に鍾乳洞ができます。
道中、地下の鍾乳洞へつながっているらしい小穴があり、
手を入れてみると地下の温かい空気が流れてきます。
夏は逆に外気が中へ流れていくそうです。
大平山山頂で集合写真をパシャリ!皆さん良い笑顔ですね。
大平山山頂でお昼を食べてからは、なだらかな坂道を下って行きます。
大小さまざまな大きさの石灰岩の間を歩きます。
長い年月を経て今の形になった石灰岩を見てると地球の歴史を感じます。
無数に並ぶようすが羊の群れのように見えることから
「羊群原(ようぐんばる)」とも言われています。
そんな景観の中、中峠、茶ヶ床園地を通り、
千仏鍾乳洞まで下りていきました。
千仏鍾乳洞は平尾台でも有名な観光鍾乳洞です。
千仏鍾乳洞以降の
九州自然歩道は行橋市の方へ向かいますが、
今回はここでストップ。平尾台自然観察センターへ戻ります。
が、せっかく千仏鍾乳洞へ来たので、名物お菓子を頂きました。
「カルスト饅頭」
ホカホカの芋が入ったお饅頭は冷えた身体を温めてくれます。
カルスト饅頭は千仏鍾乳洞入口の売店で売っています。
そして平尾台自然観察センターへ戻る途中、
ガイドの方にドリーネの中へ入れる場所を教えて頂きました!
※ドリーネとは、雨等の侵食により石灰岩がすりばち状にくぼんだ地のことです。
大平山の山頂から眺めることはできても
入ることはなかなかないですよね。
ガイドの方と歩くとこんな場所も知ることができます。
無事平尾台自然観察センターへ到着。
最後はクールダウンストレッチをして、終了です。
九州自然歩道と一言でいっても
街中を通ることもあれば山道もあり、今回歩いたカルスト地形もあります。
そんな九州の様々なところに触れられるのが九州自然歩道の魅力ですね!
来年度も。九州自然歩道ウォークを開催する予定です。
次回をお楽しみに!
(平成25年度ふくおか地域貢献活動サポート事業)