全3回実施の松枝拾い活動、第3回目は、 今津の元寇防塁がある長浜海岸の松原で実施。


8名の方にご参加いただきました。


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今回は、「今津松原を守る会」の青木さんにもお越しいただきました。


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最初は、集合場所の駐車場のゴミ拾いと、

数年前に被害を受け伐採された丸太を移動させる作業をしました。


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これがなかなか重たく、二人がかりでやっとの作業。

次に長浜海岸の松原を散策。


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松原の解説を行いながら、

松枯れの原因や、

その対策などを紹介し、話し合いました。

今津の長浜海岸は元寇防塁が残っている場所。


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フェンスで降りることはできませんが、

1300年前後に作られた姿がそのまま見ることができます。

今津の松原の史跡広場には、東屋があり、

元寇防塁の歴史のビデオを見ることができます。


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みんなで鑑賞。

元寇防塁の歴史が分かりやすく紹介されており、

見入ってしまいました。



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そして帰り道は松枝を拾います。



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最後少しだけ海岸に出て海を眺めながら。

長浜海岸の海は鮮やかな青に輝いていました。

本年度の松枝拾いの活動はこれで最後となりました。

しかし、マツノマダラカミキリは

ゴールデンウィークごろから羽化し、

マツノザイセンチュウを

他のマツへと運んでしまいます。

それまでに松枝拾いや、

カミキリの幼虫がいる枯れ松を処理し、

マツノザイセンチュウの拡大を防ぐことが大事になってきます。

松原に対して関心を持ち、みんなで連携して、

どう海岸林を守っていくか、考えていかなければいけませんね。

1年間のこの事業の成果として、玄界灘沿岸の松原を守る団体のマップを

作成しました。各地域で様々な団体が活動されているのが

一目でわかるようになっています!http://www.greencity-f.org/article/15051336.html