第2回のトーク・カフェ。
今回はなんと、生物多様性関連のイベント
「福岡県レッドデータブック改訂版発刊記念シンポジウム」と
ばっちり同じ日・同じ時間に開催となりました。
「迷ったけど県のイベントに行くことにしました」と
わざわざご連絡くださった方も。


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「油山自然観察の森・森を育てる会」の鎌田隆さん、
「元岡『市民の手による生物調査』」の菊水研二さん、
「ウェットランドフォーラム」の松本悟さんにゲストにお越しいただき、
それぞれ活動の様子を伺いました。

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鎌田さんの活動では、樹木や草木を選んで伐採・草刈りすることで
森の更新を促し、生きものがくらしやすい場所をつくっていること。
菊水さんの活動では、イシガメの産卵穴を掘り返して卵を食べる
シマヘビの生態を通じて生息地を調査していること。
松本さんは、干潟は本当に多様な生きもののすみかになっていることを知り、
干潟を楽しんでもらいたいという思いで活動していること。


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それぞれをご紹介いただいた後、活動を始めたきっかけや、
今後伝えたいと思っているメッセージなどをお伺いしました。
皆さん、生きものの生息地保全や森づくりの活動を10年以上続けている方ばかり。
そして、環境をしっかり調査・把握して活動しているので、
お話もおもしろくとても説得力がありました。

おやつには、ご参加の方からいただいた差し入れの柿
(田主丸のご実家でとれた大秋。ありがとうございます!)やさつまいもなど、
秋ならではのメニュー。
シンプルでしたが、とても好評でした。


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後半は、3〜4人の小グループに分かれて感想や意見を共有。
今回参加者は少なめでしたが、
その分少し突っ込んだ話もできたように感じています。


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またこの日皆さんに提案したのが、
福岡市内で生物多様性保全につながる活動を行う団体のマッッピング。
相互の活動参加を促したり、意外と近くに連携できそうな団体がいることを
知ったりするのに役立つマップができないかと思っています。
残りのトークカフェでも毎回掲示し、皆さんからの情報も書き足して行く予定。
みなさんもぜひご協力ください!

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次回は12月21日「生きものをよぶ庭づくり」。
ビオトープ管理士会の大平裕さん、
ガーデニング(庭づくり)のプロである花栗美百合さんをゲストにお迎えし、
生きものが好む生息環境とそれらを参考にする庭づくりをみんなで考えます。
どうぞお楽しみに♪