苅田町の環境に関心がある町民や団体の活動を支援するためのワークショップ。
今回は、「環境調査やってみよう!晩秋の殿川編」ということで、
町役場のすぐ隣を流れる殿川で、川にすむ生きものの調査を行いました。

ゲストは、福岡で「水生生物」といえばおなじみの中島先生。
全員、バットと網を持って、石の下や瀬の落ち葉が溜まったところなどを探ります。

みんな童心に返ったようにイキイキと!
数分もたたないうちに生きものがつかまりはじめました。

中島先生は大きな網を使って。魚がたくさん!!
40分ほど採集を続け、全員で見つかった生きものを確認。
福岡県が作っている記録表を見ながら全員で見せ合いました。
今回見つかったのは、、、

テナガエビ

モクズガニ

コオニヤンマのヤゴ

ゲンジホタルの幼虫
(その他)
ミゾレヌマエビ、ゴクラクハゼ、カワムツ、トウヨシノボリ、ヌマチチブ、
ヒラタカゲロウ、モンカゲロウ、マダラカゲロウ、シマトビケラ、カワニナ、
イシマキガイ、マシジミ、プラナリア、ミズムシ、シマアメンボ、
マシジミ、イブシアシナガミゾドロムシ
記録シートに記入した結果、この川は「きれいな水」であると判定できました。
まちなかの、コンクリート3面張りの川でもこんなに生きものがいるとは!
そして、ホタルの幼虫がこんなに多く見つかるとは!中島先生も驚いていました。
最後に、室内に戻って
川の環境全体がどうだったか、どう作業・手入れしていくとよりよい環境になるかを、
意見交換したり、先生に質問したりしました。

小さいけれどとても可能性のある場所だとみなさんが実感し、ディスカッションを経て
今後の活動のあり方が見えてきたようです。