いつもはゲストの方をお招きし、事例などをお話いただく時間をとっていますが、
今回は、まさに「本たち」がゲスト。
たくさんの本を持って、みなさん集まってくださいました。

はじめは、エコネットふくおかの真島さんの読み聞かせから。
「木(木島始:著/佐藤忠良:絵)」と「いわしくん(菅原たくや)」を
読んでいただきました。
「木」は木の根っこや枝、こぶなどをじっくり観察して描かれた
スケッチが大きな生命力をイメージさせる、
「いわしくん」は、とても短くてシンプルだけど
いのちをいただくことや食物連鎖など深いメッセージが込められていて、、
グッとくるお話でした。
そのあとは、みんなで持ち寄った本を自由に閲覧。
テーブルの周りで紹介しあったり、椅子に座ってゆっくりと読んだり、、、


用意したお茶やコーヒー、おやつを楽しみながら、
すこしゆっくりと時間を過ごしました。
閲覧の時間で、お気に入りの1冊(決められない人は2冊)を選び、
4人ずつのグループになってその本を紹介しあいます。

自分のお気に入りとの出会いも楽しいですが、
他の人の本への思いを聞くのも楽しく、
「そんな視点で見るんだ!」という発見もありました。
そのあと、自分の選んだその本について、
それぞれ紹介シート(POP)を書いてみました。

おすすめの理由や、グッとくるポイント、
手に取る人に伝えたいことをその紙に書いていきます。
書きあがったら再度その本とシートを並べ、
全員でテーブルを回りながら改めて本を閲覧しました。

みなさんの思いが詰まったPOPが集まり、とても楽しい時間になりました。
最後に、事務局の浅田が「子どもは子どもを生きています(小西貴士)」の
1節を読みました。

森での時間を通して子どもが持ついろんな想いや気持ちを大切にしたい、
というメッセージ。みなさんに伝わったでしょうか。
今回、ご参加いただいた皆さんから27枚の本の紹介シートが集まりました。
これをもとに、「生きものと私たちのくらしトーク・カフェ」に
集まった皆さんがおすすめする本として、一覧を作りたいと思っています。
どうぞお楽しみに♪
次回は、3月15日。
今年度最終回となる次回は、「来年の取り組みを語ろう」。
本の一覧をはじめこれまで各回のトークカフェでまとめてきた成果を振り返ったり、
来年の「国際生物多様性の日(5月22日)」のことを考えたり、、、
自分たちの活動にぜひ体験参加してほしい!という方も大募集。
詳しくはこちら(Facebookページ)にて。