主催講座の「みんなの会議講座」。

第2回と第3回は、講師の志賀が得意とするファシリテーショングラフィック(板書)にフォーカスして行います。

前回も「七つの基礎力」と題して、手法や技術というよりは「土台づくり」を意識して行いましたが、今回も、板書する時の「立ち姿」や「基本姿勢」、「立ち居振る舞い」をお伝えしたいという気持ちで組立てた内容でした。

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↑書いて残ったものよりも、参加者を受けとめてるか?が大事。

千本ノックと題しているからには、縦線・横線、◯、志賀人形(!)などをくり返し、反復練習していきます。ここで、身に付けたいのは、「ペンの持ち方」と、ノートに書く時とは違う「手首と肩の使い方」。1、2時間で身に付くものではありませんが、ポイントだけはお伝えできたと思います。

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続いて、ペアになって発言を書きとめる実習。聞いて書く、聞いて書くのくり返しの中で「耳→脳→手→板書→目→脳→口→…」のサイクルを回していくことに慣れていきます。

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最終的には4人組の実習で「参加者を見る→促す→受けとめる→書く」の動作を全員が体験しました。書くだけでなく、聞いて書くだけでもなく、向き合って受けとめて書くことの感覚をお伝えできたなら幸いです。どんなフレームワークや板書技術を身につけるよりも、それが基本だと思っています。

次回は8月9日(日)「ファシグラの場数を踏む」。タイプ別のいろんな会議の板書を体験します。

お申込はこちらからデス。

(写真協力:うっしー)