7月18日(土)、SAVE JAPAN プロジェクト 「ザリガニ捕獲大作戦」 調理・試食編(共催:まほろば自然学校、ふくおかNPOセンター、日本NPOセンター、協賛:SOMPOホールディングス 損保ジャパン日本興亜)を太宰府市文化ふれあい館で行いました。

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7/11(土)に太宰府市民の森にある湿地再生活動中のビオトープで開催された「ザリガニ捕獲大作戦①」。ここで捕獲されたアメリカザリガニ(生態系被害防止外来種、要注意外来生物)を美味しく調理し、食べることを通じて環境保全についてみんなで考える企画です。

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7/11に捕獲したザリガニだけでは足りなかったので、後日、まほろば自然学校のみなさんが追加捕獲してくださいました。ありがとうございました!

その後、スタッフ(こーへいシェフ)の自宅で1週間、井戸水掛け流しで泥抜きしたアメリカザリガニたち。通常業務よりも「脱走してないか?日があたって”煮えて”ないか?」とザリガニが気になる1週間を過ごしました(笑)。

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当日は、あみだくじでどちらのメニューにするか決めて調理スタート!

一つは、ディル(香草)の入った「アメリカザリガニの北欧風塩茹で」。

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もう一つは、殻ごと砕いてうま味を引き出した「アメリカザリガニのビスク風スープ」。

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トマトと生クリームを加えて煮込み、

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ジャガイモとトウモロコシもいっしょに茹でて、

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みんなでいただきます!

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みなさん、殻だけ残して完食でした♪

ごはんの後、みんなでザリガニ3択クイズ。見て・触って・食べて・考えて、アメリカザリガニの気持ちが少しわかったような…?

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水辺の環境保全を考える目線で見たら厄介者とされるアメリカザリガニですが、彼らもまた自然の中で生きている命。「ごめんなさい」と「ありがとう」の気持ちを込めていただきました。

【注意】アメリカザリガニなどの水生生物には寄生虫がいることがあるので、決して生食はしないようにしてください。また、それらの生きものを触った後は、しっかりと手を洗いましょう。