7月26日(日)かなたけの里公園にて「夏の里山観察会」を行いました。台風の接近がぎりぎりまで心配でしたが、ちょうどバッチリのお天気でした!

まだ梅雨明けしていないとは思えない陽射しの中、総勢約30名の満員御礼で、園内の草地や田んぼ脇のビオトープでの生きもの探し!
草地では、幼生から成虫までさまざまな大きさのキリギリスの仲間やショウリョウバッタ、エンマコオロギなどのバッタの仲間がたくさん見つかりました。
その他にも、ナナホシテントウやウスバキトンボ、シオカラトンボ、ナミアゲハ(アゲハチョウ)なども、フリップで紹介しながらみんなで観察。

グリーンシティ福岡の準会員、生きものに詳しい「誠ちゃん」が手に留まらせたりしながら解説してくださいました。

イオウイロハシリグモがバッタを食べるところを目撃したり、メダカの群れが泳ぐせせらぎを通りながら、ビオトープへ移動。

ヒゲさんは、ウェーダーを着込んで下半身汗だくでドジョウを探しましたが、残念ながら見つからず…。↑
今回、ヤゴの仲間が網に入りませんでしたが、アメンボの大群やヒメガムシ、マツモムシ、コガタノゲンゴロウの幼虫、ハイイロゲンゴロウなどのたくさんの水生昆虫を発見。ヌマガエルや二ホンアマガエルもたくさん見られました。外来種のジャンボタニシはここでも大発生していました。(※この数日後、スタッフが美味しくいただきました。)

掌の上でヌマガエルを寝かしつける誠ちゃんに、みんなびっくり!

管理棟に戻っての小休憩の後、今回見つけた生きものをイラストで確認。

最後に、観察会のあいだスタッフががんばって接写で撮った、迫力ある生きもの写真をプリントアウトしてお土産に。熱中症の方も出ることなく、無事に楽しい観察会になりました。
みなさん、暑い中お疲れさまでした!