10月31日、第2回生きものと私たちのくらしトークカフェ「“どんぐり団子”と“都市の森”」を開催しました。


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今回は福岡市のほぼ中央に位置する「鴻巣山」でどんぐり拾い。
特別緑地保全地区でもある「鴻巣山」は市街地とは思えないほどの深い森でした。

スウェーデンや台湾からの方も含めて30人で秋の一日を楽しみました。

まず始めに、鴻巣山でどんぐり拾い。


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細長くて大きいのが特徴のマテバシイのどんぐりが多かったですが、
ほのかな甘さと香ばしさがあるスダジイも少し拾うことができました。

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これは森の中で行ったどんぐり紙芝居の1枚。

どんぐりはいろんな動物が食べています。どんぐりに穴が開いていたら注目!
虫が食べている可能性大です。

どんぐり収集を終え、長丘公民館へ移動。



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今度はどんぐりの粉づくりを行います。
軍手をして、剪定ばさみでどんぐりを割って実を出していきます。
取り出した実はフードプロセッサーで粉にして天日干しにします。

調理に使うには天日干しする必要があるので、
今日のどんぐり団子は、あらかじめ作っておいたどんぐり粉を使います。

どんぐり団子鍋にどんぐり団子のきなこまぶし、
ふんわりとした優しい味わいがするのがどんぐり団子の特徴でした。


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縄文時代はどんぐりを主食にしていたとも聞きます。
動物や昆虫たちもどんぐりを食べて、生きていることを感じました。

自然があり、森があり、動植物がいて、私たちのくらしが成り立ち、
そういった森や海のめぐみをいただいていることを実感できるトークカフェでした。

次回は、12月5日(土)10時〜14時に、
「生物多様性って“いただきます”のこと」を開催します。

詳しくはこちら→http://www.greencity-f.org/article/15232474.html