2016.3.5. 話題のニュースに一歩ふみこむ 身近な環境を学ぶ講座第3回 みんなで気を付けたい“マダニ”

3月5日(土)、講師に有田獣医師(有田動物病院院長)と
保健環境研究所の宮代係長をお迎えし、「みんなで気を付けたい“マダニ”」を

まもるーむ福岡にて開催しました。(主催:福岡市保健環境研究所)

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講師・スタッフ紹介のあと、
「ダニってなんだ?」3択クイズコーナー。
マダニの学名の由来(Ixodidae:鳥もちのような)や漢字(、)、
寿命(3〜5年)など、難易度はちょっと高めでした。
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そのあとはマダニの着ぐるみのままでの有田先生のミニレクチャー。

二酸化炭素の匂いや温度、振動を感知する「ハラー氏器官」や

吸血時に分泌する麻酔、セメントのようなさまざまな物質、

一生に3回しか食事をしない、ことなど

「マダニさん」の知られざる驚異の能力が紹介され、

「マダニを描けるかな?」にも挑戦してくれました!

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マダニが媒介するSFTS(重症熱性血小板減少症候群)。

2013年以降、170人の患者さんが報告され,その内46人が亡くなっているそうです。(http://www.nih.go.jp/niid/ja/sfts/3143-sfts.html

ただし、マダニがSFTSウイルスを持っている確率はかなり低い上、

潜伏期間が1〜2週間あるので、

咬まれて1週間後くらいに熱っぽかったらお医者さんにその旨を伝えましょう。

そして、家の中にいるダニは「ツメダニ」の仲間で、SFTSを発症する心配はまずありません、とのこと。

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最後に質疑応答。

マダニに咬まれないようにするには、長袖長ズボンが効果的で、

最近の虫除けスプレーにはマダニにも効き目のるものも。

1週間ほどの吸血期間の後半に血を吸う量がぐっと増えるため、

咬まれた当日に発見できれば感染リスクも減るそうなので、しっかりとお風呂に入ってチェック。

くっついているマダニを指で取ろうとすると、口先が残って化膿することもあるので、

専用の器具を使うか、病院で取ってもらうようにしましょうね。

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水槽の魚ををまじまじと観察しているマダニさんの言葉。
「マダニはスゴイやつ。
他のその辺りにいる生きものも、怖がったり嫌ったりせずに興味を持って。」
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