12月18日、地行にある「まもる−む福岡」で、
併設されている福岡保健環境研究所のお仕事体験講座、
「ほかんけん研究者体験!『虫が教えてくれる ふくおかの川」」を開催しました。

福岡にはたくさんの川が流れていますが、意外とじっくりとは観察したことがないと思います。
今回は、研究所で実際に行われている水質検査と昆虫の観察を体験しました。
パックテストと呼ばれる、
専用のスポイトで水を吸い、色の変化をみる水質検査を実施。

川の上流・下流での変化や、水とサイダーを数滴入れた水とで
比べてみると、違いがはっきりと出ました!

簡易的な方法ですが、わかりやすい水質の検査ができ、参加者みんな驚きでした。
そして実際に多々良川から採集してきた、川の虫たちをトレーに移して、

カワゲラやサワガニ、カゲロウなどなど、子どもも大人も夢中になって、ルーペで観察。

生きもの観察は年齢にかかわらず、好奇心をくすぐりますね。
一部、電子顕微鏡も用いて、緻密な表面を観察したりと楽しい時間でした。
最後に、
川の虫たちは、いったん川が汚れ、棲めなくなってしまうと、
また戻ってくるのに大変な年月がかかることを紹介。

少しでも川を汚さず、
虫にも人にも暮らしやすい環境づくりが大切であることを紹介して、終わりました。
(主催:福岡市保健環境研究所/「福岡市保健環境学習室企画業務委託」)