10月8日、かなたけの里公園で秋の里山観察会を開催。
今回は、ブドウの皮と栗イガを使ってハンカチの草木染めをしました。

まずは、ハンカチに模様をつけるために輪ゴムで縛っていきます。
どんな柄になるかはできてからのお楽しみ。


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次は、染液作りです。
開始前に染材(ブドウとイガ)を煮出していました。
時間の経過とともに、透明だった水が染材ごとの色に変わっていきます。
まるで煮物でもしているかのような色でした。
熱い鍋に気を付けながら、染材を出していきます。


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残った染液にハンカチを投入!
90℃ほどに保ち、20分ほどハンカチを泳がせます。

染液に漬け終わったら、次は媒染液。
草木の染液をハンカチに付きやすくするため、
ミョウバン等でつくる媒染液で泳がせます。

媒染液で泳がせている間、外へ観察に行きました。
公園内の植物で草木染めをしたハンカチの紹介していきました。
花ごとに色合いが違い特徴が出ています。
子ども達も昆虫を見つけたり、花を眺めたりと楽しんでいました。


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観察から戻り、再度染色をして完成です。
どのハンカチも特徴が出ていてとても美しい出来上がりになりました。


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真っ白だったハンカチが輪ゴムの留め方で
他にない世界で一枚のハンカチに仕上がりました。
ご参加いただきありがとうございました。

(主催:かなたけの里公園)