3月24日、小春日和が続いている中、西部運動公園のビオトープで「春の生きもの教室」を行いました。
はじめは、ビオトープを回りながら陸上の観察。
黒くて小さいよくわからない巣穴、水に浮いていた枯れ枝についたキクラゲと地衣類…
なんだか奇妙なものを見て歩きました。
続いて、池の中の水生昆虫探し。
夏におったギンヤンマやハグロトンボはきっとおるはず!!
水中用の網で草部や岩場をガサガサします。
今年はエビの類がたくさん網に入ってきました。
他にもヒメミズムシやタニシ、冬眠から覚めたばかりのニホンアマガエル、
そしてこの場所でははじめてミズカマキリも捕まえました。
トンボの子どものヤゴでは、イトトンボの仲間、たぶんシオカラトンボ、
アカトンボ系のもの、そしてギンヤンマが見られました。
今年の夏も成虫になって飛び回っているのを見るのが楽しみですね。
最後はみんなで何をみたか振り返り。
都市部の公園で動植物たちが暮らせる環境があるのはとても素敵なことですね。
今後も生物多様性の場所を維持してみんなで触れ合っていきたいと思います。
(主催:西部運動公園)