かなたけの里公園で「春の里山観察会」。きれいに晴れた気持ちのよい天気で観察会日和でした。

まずは園内の湿地へ行きニホンアカガエルのオタマジャクシを観察。
なんと今シーズンは例年の倍以上のニホンアカガエルの産卵がありました。
暖かい日が続き、ほとんどが孵化していましたが、どこをすくっても
オタマジャクシが入ってくるような状況でしたよ!
2月から3月にかけて数えたニホンアカガエルの「卵塊」は326個。それらが全て孵化したとしたら30万匹(1つの卵塊から約1000匹)が生まれたことになります。
それが厳しい自然環境の中で数を減らしていき、大人のカエルになります。
その後、竹林へタケノコの様子を見に。

まだまだ早い時期なのですが、みんなで発見した
小さなタケノコを2本Getしました。
春の野の花、ホトケノザ、オオイヌノフグリ、ナズナなどを観察しながら
ツクシのスポットで摘んでいきました。

そしてノビル。スコップで深く掘り起こして、ノビルを探しだしていきます。
野草を採りおわったら、調理室に戻って、みんなで下ごしらえ。
土を洗い流したりツクシのはかまをとったり...意外と作業は大変!
下ごしらえ後は、ごま油と醤油などでツクシを炒める↓

ノビルは湯がいて酢味噌につける↓

タケノコを皮ごと蒸し焼きにする↓

など調理をしてみんなでいただきました。
春に出てきた野草を自分で摘んで調理して味わうのは格別の味だったと思います。

※注意
「かなたけの里公園」内での野草や生きものの採取、捕獲は原則禁止となっています。
今回は専門家の同行のもと、決められた範囲での採取を行っています。
(主催:かなたけの里公園)