第五回 夏休みの“ヤモリ出” 2018年9月

今年の夏は本当に暑かったですね。

長く外に出られず、出ても暑くて暑くて、生きものに中々出会えませんでした。
今回は送り迎えで会う生きもの「番外編」、夏休みで一番子供たちの心をつかんだ
ヤモリについてのお話です。

香川県の親戚のおうちにお泊りしたときのこと。
田んぼに囲まれたこの家に泊まるのが、毎年楽しみです。子供たちは夜にヤモリが
出てくることを覚えていて「まだかなぁ」と待ちわびます。
夜八時を過ぎたころ、いつものヤモリさんが登場!
台所の窓にかわいい影が時々チョロチョロと動き、子供たちが歓声を上げます。
そしてたまらず「外からも見てくる!!」と家を飛び出します。

201809-1窓にヤモリ.jpg

窓に張り付くヤモリ

このヤモリさん。なぜ毎日出てきてくれるのでしょう?
それは台所の灯りに集まってきた小さな虫を食べるためです。この話題になると
「うちの実家も田舎だったから、よくヤモリが窓に張り付いていたよ〜!」と話して
くれる友人が多いです。
そして実は新しい自宅マンションの駐輪場でも時々見かけることができるのです。

201809-2マンションのヤモリ.jpg

駐輪場のヤモリ

決して珍しい生きものではないのですが、台所の窓のヤモリさんは、まさに
“会いに来てくれるアイドル”です!なぜか会えるととても嬉しくなります。
子供たちの夏休みの思い出の1ページにもしっかりと記憶されました。

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夏休みの絵日記