2018.11.23 第1回生きものと私たちのくらしトーク・カフェ〜一人一花そして一虫〜

今年も始まりました、
大好評の「生きものと私たちのくらしトーク・カフェ」!
生物多様性に関心がある方が集まり、一緒に学び、交流する企画を全4回開催します。
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第1回のテーマは「一人一花そして一虫」。
福岡市で取り組んでいる「一人一花」運動に関連して、「そして一虫にも関心を
持ってほしい!」と企画しました。
ゲストは間違いなく面白い(!)博多昆虫同好会の福田治さんです。ふくおかの
植物や昆虫の「エ?ウッソー」な関係をお話しいただきました。

植物と昆虫とはお互いを利用し合う、一緒に進化してきた間柄です。
食うもの食われるものの関係では、葉っぱを硬くしたマテバシイとそれでも食べるムラサキ
ツバメ、外は硬いが中はおいしいクリとクリシギゾウムシ、かじられるとヤニを出すマツと
それを回避するマツクイムシなどなど身近な例を教えてくれました。

さらに「裏年(芽や実が少ない年)」については、一般的な学説とは違った視点の
福田学説のご紹介も...!!

相利共生(お互いを利用し合う関係)では、実に様々な花と昆虫が、花の大きさや
花粉の位置がちょうど合うようにできていることをスライドでご説明。さらに、
イヌビワとイヌビワコバチの切っても切れない間柄のことを「ごく手短に」お話し
いただきました。

なんといっても写真が虫たちの生き方や暮らしぶりをうまく写し取ったもので
わかりやすく、出席の皆さんが楽しそうに見聞きしていました。

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お話しの最後にはアインシュタインによるものと言われる「ミツバチが絶滅したら
4年後に人類は滅亡する」という言葉を引用。人間の活動によって虫たちがいなく
なったらまわりまわって人間の暮らしにも影響してくること、だからこそ生物多様
性の保全が必要なことをお話しくださいました。


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講演後、長めの休憩。 こうのす里山くらぶの隈部さんによる特製どんぐり団子を
おやつに交流。

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美味しいおやつとお茶があると話も弾みます♪

後半は、3,4人組にわかれてトーク。
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参加者同士の交流も大事にしており、様々なつながりが生まれることを期待しています。

子どもさんも楽しく最後まで参加した楽しい講演でした。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!

(主催:福岡市環境局環境調整課/「平成30年度生物多様性ふくおか戦略推進業務委託」)