環境活動の情報発信や交流の場づくりを行う福岡市保健環境学習室
「まもるーむ福岡」で、第7回ふくおか環境連絡交流会を開催しました。
今回のテーマは「企画づくり入門」。
博多湾のあちこちで面白そうな取り組みをいくつも行なっている
(一社)ふくおかFUNさんにお話を伺いました。
大神代表理事から団体の事業概要、理念、目的、大事にしていることなどを
分かりやすくまとめられたスライドでお話いただきました。
博多湾の海底ごみ事情にも触れ、一見して海底の砂があるようにしか見えないところも、
実は少し掘るとゴミがたくさん出てくることを、動画を使って見せてくださいました。
ふくおかFUNさんのイベントのチラシはいつも魅力的で気になっていたのですが、
やはり力を入れているところだそうで、これまでのサンプルをたくさん持ってきて
くださいました。どれもカワイイ!
参加者からは、チラシの制作過程のことや、料金のことまで細かい質問が続き
ました。
場所を地行浜へと移し、お試し企画「マイクロプラスチック・チャレンジ」を体験。
砂に混ざる様々な色をしたマイクロプラスチックを、スコップとザルを使って
集めていきました。プラスチックの他にも、タバコの吸い殻や使い終わった花火などの
大きなゴミもありましたが、小さなカニやヨコエビの干物も出てきて少しホッとしました。
まもるーむへ戻り、集めたマイクロプラスチックを色ごとにピンセットで仕分けていきました。指では掴めないほど、とっても小さな粒になっているのです。
たった15分ほどでこの成果。
ミドリ色が一際多いですね。よく見るとわかるのですが、「人工芝」の断片が
多くを占めています。
参加者のT氏が持参してくださった貴重なサンプルをご紹介。
亡くなったイルカのお腹から出てきたゴミだそうです。
身近にある製品がいくつもありますね。
体験後は「企画づくりワークシート」を使って、企画づくりに挑戦。
グループに分かれて発表し、ディスカッションを行いました。
初めてお会いする方々同士、普段の活動を紹介しながらの発表で、
盛り上がっていました。
次回、「第8回ふくおか環境連絡交流会」は令和2年3月を予定しています。詳細が決まりましたら、当HPなどでお知らせいたします。
(主催:福岡市環境局保健環境研究所)
(協力:一般社団法人ふくおかFUN,一般財団法人九州環境管理協会)