毎年恒例、かなたけの里公園で冬の観察会を行いました。
みんなで湿地を歩いて観察したのは冬に産卵する不思議なカエル、ニホンアカガエルの
卵です!
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まずはニホンアカガエルたちの暮らしをフリップで紹介。
「カエルって今頃冬眠してるんじゃないの?」
大人も子どもも意外な生態に興味津々。
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お話のあとは湿地へ。湿地の周りを歩いて卵塊を観察。長靴の丈に自信がある人だけ、卵に配慮して入ってみました。
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1つだけ卵塊を拝借して、お部屋に戻ってみんなで観察。
「無理ー無理ー!」と言ってる子もいましたが、割りばしでやさしくカウント。
みんなの力を合わせたら・・・
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ジャーン!1つの卵塊に979個もの卵があることがわかりました!
1人ではなかなかできない体験ですね。
この体験を通して参加者からは
「どうしてこんなにたくさん産むのに絶滅危惧種なの?」
というまるで仕込みのような質問が!ニホンアカガエルは福岡県では絶滅危惧Ⅱ類、全国的にも数が減少しているカエルです。その原因は産卵場所の悪化などが原因とされています。加えて最近だと、外来種のアライグマからも食害を受けているようです。かなたけの里公園でもそれらしい足跡を見かけたことがあります。
私たちの暮らしの近くで一生懸命、命をつないでいるカエルたち。その存在を心に留めて、これからも見守っていきましょう。
(主催:かなたけの里公園)