福岡市からの助成金(※)で実施する「ZOOM de かんさつ会」はいよいよ最終回となりました。今回は 「はがきスペシャル!」 と題して、参加者のみなさんから返信いただいたハガキをご紹介しながらお届けしました。

たくさんハガキが届きました!ありがとうございます(*‘∀‘)
今日の配信は、4月23日の第1回「春の芽吹き」を実施した森の中から。季節は過ぎ、2か月前の “毛ふわふわ赤いシロダモの新芽” は、緑のツルツル葉っぱに成長していましたよ!

雨に濡れたシロダモの葉っぱ。
若い頃のたくさんの毛や赤い色は、虫たちの食害から若葉を守るための手段!
さてさてDJヒゲさんは、現地の様子も伝えつつ、みなさんからいただいた素敵なイラストもご紹介します。

ZOOM de かんさつ会に何度も参加してくださったお友達のイラスト!!
ヒゲさんも懐かしく感じながら、たくさんの観察した生きものを振り返ります。

「どうして地衣類は夜に光るんですか?」
質問もいただきました!どうもありがとう。ブラックライトに当てると光った地衣類についてですね。
今日も地衣類をさがしてみましょうか??ヒゲさんが木に近づきます。

樹幹のコケや地衣類のそばにかわいい白いキノコも発見!!
秘密道具のブラックライトを当てると緑色のコケが赤紫になりました。

コケはお日様の光を浴びて光合成をしていますが、強い紫外線を浴びるとエネルギーを使いきれず余ったエネルギーを赤い光にして返します(クロロフィル蛍光)。地衣類も使いきれなかったエネルギーを金色の光で返す種類がいます。光っていたのはそんなわけだったんですね。
他にも「ブタナは何個わた毛がついているんですか?」「かぶだちは木をきってもなぜはえるの?」「カタツムリにどくはあるんですか?」など面白い質問たくさん!

参加者のみなさんから「いいね〜!すてき〜!!」の歓声いただきました!
野原にはアザミやヒメジョオンが咲いていて、たくさんのバッタ、テントウムシが動き回っています。そして、それを狙うカマキリ。森の入り口にはヤツデの葉っぱがお出迎えして、株立ちの立派なタブノキがあり、秘密基地だってあります。森と野原の間に立つ木には地衣類がたくさん。そして野原の隅の低い木にはカタツムリたちがたくさんいますね。
自然の中の生きものの賑わいが集まって、とても豊かな絵になりました。感動しました!!!

これまでグリーンシティ福岡のZOOM de かんさつ会、19回ののべ参加組数は
376組でした!!!
ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました!
みなさんにいつも温かく見守っていただき、試行錯誤しながらの実施でしたが、何よりスタッフである私たちが心から楽しむことができました。ZOOM de かんさつ会の取り組みをまた色々な形で続けていきたいねと話しておりますので、また機会がありましたら、ぜひご参加ください。
それではまたね〜!3・2・1、ピシャ!!!