先日,9/19のまちなか里山事業「第7回植物園里山ボランティア」で拾った

トチの実のその後。

難しいと聞きますが,なんとか食べられるようにできないかな?と思い

アク抜き作業をしています。

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1,2日バケツの水に浸けて虫食いを除いて…

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カメが隠れたりヘルメットを水洗いしたりするベランダで
しばらく干しました。 

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クツクツと煮て皮をやわらかくして…。

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皮をむきました。

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これからひたすら水にさらしてアクを抜きます。

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半日もしたら水がこんなに黄色い!泡も出る。

周りの方に伺ったら「とにかく大変ですよ」「まあがんばってください」と

激励(?)をいただきました。少なくともあと2週間は水にさらし続ける予定です。

果たして「とちもち」として食べられるのか!?

乞うご期待。

<2020.10.22.追記> 栃の実アク抜き…断念!

水を替えながらアク抜きをしていたのですが、10月も数日経ってふと気づくとほのかなピンク色に…。日を追ってピンク色は少しずつ濃くなっているような気がします。

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加えて、腐ったようなイヤな臭いが…これはヤバいと似た状況を調べました。

食品に発生する赤カビは「フザリウム」と呼ばれる植物病原菌だそう。マイコトキシンというカビ毒を発生させるとのことです。

断言できたわけではありませんが、万が一、有毒なものだったら危ない。何よりイヤな臭いがします。

残念ながら10月第3週に廃棄処分とし、栃の実のアク抜きを断念することにしました。

原因を推測すると

 ・乾燥が不十分 → もっと日にあてて十分乾燥させる。

 ・水の温度がぬるい → (マンションじゃ仕方ない?)。

 ・昼は水を流したけど夜は止めた → 音が迷惑にならない対策が要る。

 ・pHが弱酸性 → 早めに木灰に浸けて強アルカリにする。

とかかなあ?と思います。わかりませんが…。

うっかり手を出してみた結果ですが、よい勉強になりました。

これは「失敗」ではありませんよ!

このような状況が発生しうることを明らかにするのに「成功」したということですよ!(笑)