立体展翅標本・その1(2021年1月)

朝、なかなかお布団から出られない寒い日が続いていますね。
この冬は数年ぶりにしっかり雪も積もったし、ちゃんと冬が来た!と感じています。

私はよく「冬でも虫っているの?」と聞かれますが、探せば結構見つかるもんです。
でも、多くは動きがないので動画的にはおもしろくないんですよね〜。
アラカシの葉で集団越冬していたキモグリバエ達もこの通り。ただじっとしていました。

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そういうわけで、今回はいつもと違った感じの動画を紹介します!
昨年、夫がSNSで知ってどハマりした立体展翅標本の作品です。標本を作っておうちで撮影しています。

通常の標本と違ってまるで生きているよう。
実物を観察したり、写真と見比べたりしながら脚や翅、触角などを細かく調整して再現しています。角度で変わる翅表の色、輝きが美しいですね。野外で出会ったシジミチョウが翅を開き、日を受けてキラキラした瞬間の感動が胸に押し寄せる感じを思い出します。何百回と見てきたヤマトシジミであっても、あの瞬間は「うわぁ〜」と毎回声が漏れるほど私は感動してしまうのですが、みなさんどうでしょう?
イベントで子ども達と一緒に虫を探すと、ついつい捕まえる方に楽しさの比重がいっちゃうんですが、ぐっとこらえてそんなシーンを一緒に楽しめるとよいなあと思っています。

因みに私のお気に入りはベニシジミ。スロー映像だとわかるのですが、シジミチョウのあの小さな頭ってよく動くんです。飛び立つ時はその方向に頭を向けるんですが、そこまで再現されている!お見事。

登場種は順に ベニシジミ、ヤクシマルリシジミ、クロツバメシジミ、ウラギンシジミ、ムラサキシジミ、ムシャクロツバメシジミルリウラナミシジミ です!

このブログで登場した2種も入っています。撮りつつも、捕っていたんですね〜。撮っている間に逃げちゃわないかなあとか、なかなかジレンマがあるんですよ(笑)
イベントで動画を観ていただく機会があれば、標本の実物も持っていこうと思います。