昨日の福岡城址の木々に続いて、この日も生物多様性を感じるオンライン観察会を行いました。
PayPayドームすぐそばの、地行浜での自然観察会!
海での観察会にふさわしい晴天に恵まれて、気持ちの良い観察会になりました。
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!
ゲストは一般社団法人ふくおかFUNの「ひゅーご」こと平山彪悟さん。
目線の先には、貝殻がたくさん落ちています。どんな貝かな?
大きいのはアサリと、右隣にある小さいのはなんだろう?
クローズアップしてみると…。
この貝、砂場や校庭でも見たことがありますね!
ネズミノテという名前なんですって。確かに、ネズミの手っぽくてかわいいぞ!
こちらはアマモという海草。
アマモは「海藻」ではなくて、イネ科の「海草」なんですって!
海藻は昔からずーっと海の中で生きてきたのに対して、海草は進化の過程で一度陸上に上がった植物が、ふたたび海に戻ってきた植物。
進化って不思議ですねー。
こちらはアマモの種。確かにイネ科っぽいですね。
黒いコガネムシの死がいもありました。川から流れてきて、砂浜に打ち上げられたのかな。
ん? またひゅーごさんが何かを見つけたぞ…。
これは、アカクラゲ! 触ると刺されるので注意です。
わからないものは、むやみに触らないことも大事だと教えていただきました。
こちらはタマハハキモクという「海藻」
胞子でふえる海藻は、見た目もアマモとは違った感じがしますね。
最後は、手のひらにヒジキやミズクラゲも乗せて、今日のお昼ご飯かな?
「いやいや、あんまり食べないほうが良いです!」と笑うひゅーごさん。
私たちの暮らすすぐそばに、こんなに豊かな自然があるんですね。
ひゅーごさんのあたたかく楽しい解説で、和みながら生物多様性を感じるひとときになりました。
前日の福岡城址の木々と合わせて、生物多様性を実感するオンライン観察会でした。
私たちも、生物多様性のための「森里川海のつながり」を大切にしていきたいですね。
ゲストのひゅーごさん、ありがとうございました!
※ひゅーごさんも登場するYoutubeチャンネル「ダイバー先生」もおすすめです。
追記:ふくおかFUNのブログで、この日の観察会の裏側を紹介してくださいました!こちらもあわせてご覧ください。
(主催:福岡市環境局環境調整課)