月に一度行っている、かなたけの里公園生きもの調査。
日本野鳥の会福岡支部のみなさんにご協力をいただきながら、かなたけの里公園の野鳥や花の開花状況、陸貝(カタツムリ)などを調べています。
晴天に恵まれたこの日も、たくさんの生きものたちが姿を見せてくれました。
野鳥の会のみなさんが鳥好きなのはもちろんですが、それ以上にみんな、自然が大好き。
こちらでは、竹の皮に包まれていたカタツムリを撮影中。
「あ!アサギマダラ!」
おもしろいものが見つかると、みんな童心に返ったように後を追います。
調査も中盤に差し掛かり、あずまやでいったん休憩…と思いきや、
「あ、あれ、カッコウ!あそこ!」
この日はカッコウのさえずりがよく聞こえたのですが、姿はなかなか見えません。
みんなあわてて双眼鏡を手に取ります。
かなたけの里公園の散策路をぐるっと回って歩くので、環境もさまざま。
田畑、草地、森林、湿地…。出会える生きものも、場所ごとに変わっていきます。
「白花のノアザミ?」「枯れた花かと思ったよ!」
人が違えば、見つかるものも違います。珍しいものは、みんなでじっくり観察&撮影です。
多くの謎にも出会います。
道沿いのガードレールには、ツクシマイマイの幼貝がいました。
…ですが、殻になにかくっついています。ん?なんだろう。
なんと虫の卵。マルカメムシの卵のようです。
なんでこんなところに産み付けたんだろう…。
知らない生きものにも出会います。
「この虫はなんだろう?」
図鑑を取り出して、「うーん、これかな!ブドウスカシクロバ!」
最後に見つけた生きものを読み上げて、共有しながらふりかえります。
「セキレイがいなかったね」「アサギマダラ見られて良かったぁ」
生きもの調査は、いつも新しい発見があります。
次はどんな発見があるのかな。6月はカタツムリが多いかな?
早くも次の調査が楽しみです!