緑豊かなアイランドシティ中央公園から、2回目のオンライン小さな自然かんさつ会をお届けしました!
雨の中の自然を、家に居ながら観察できるという、お得で楽しい時間でした。

こちらは、ゲストの博多昆虫同好会の牟田さん特製「バナナ&泡盛トラップ」

近づいてみると・・・。
カナブンがいっぱい!

夢中になりすぎて、網に潜り込んでるカナブンもいますね。
泡盛で酔っ払うかどうかは、カナブンに聞いてみないとわからないそうですが……なんだか酒に溺れているみたい。
隣り合うカナブンとケンカみたいになっているカナブンもいました。

近くの葉っぱの裏には、カメムシの卵と幼虫たちもいました。
透明感のある葉っぱの裏に、白く透き通った卵がきれいです。
さて、こちらは実体顕微鏡を使ったかんさつタイム!

カナブンの顔。口、複眼や触角もよく見えます。
このときは指で固定していたのですが、口から何やら茶色い液体を出しています。
力強いカナブンのささやかな抵抗かもしれません。

続いて場所を移動して、今度は湿地から。

こちらはミソハギの花。
花の中心からちょろっと伸びた棒の先に、小さな玉のようなものがついています。これが雌しべです。
参加していた子どもさんから「雄しべはどこにあるの?」という質問もありました。この写真では見えにくいですが、かんさつ会では、花の奥の方にあるつぶつぶのような雄しべも確認することができました。

こちらはシラサギカヤツリ。その後もヤゴの抜け殻を探してみたり、エゴノキの実を観察したり…。
その間、ゲストの牟田さんや、サポートの山ちゃんが、イトトンボやショウリョウバッタをつかまえてくれました。

顕微鏡で見たイトトンボの顔、かわいい!
そして最後は、「ぐりんぐりん」の中で、羽化したばかりのスジグロカバマダラが飛び立つ瞬間まで見ることができました!感動的!

雨の中、参加者のみなさんとのやりとりも充実して、楽しい小さな自然かんさつ会でした。
ありがとうございました!
(主催:小山・FM福岡共同事業体)